W1のオーナーになって排気音や振動の魅力に取付かれる面が多いが、その反面故障などの不具合に悩まされることも多い。信号待ちでいきなりエンジンが止まってしまい、慌ててキックで始動しようと焦ったりすることは毎度のことです。
 旧車だからとパワー不足やエンストは諦めていたのですが、ある日バイク雑誌でこんな物を見つけました。
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V-UP16 昇圧回路  (点火チューニングパーツ)
愛知県一宮市にあるツイントップで製作、販売されています。名古屋基地から30分くらいで行けます。スパークプラグの火花が電圧を高くすることで強くなります。その様子はこちら
 
 
 
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まずはバッテリーを外しバッテリーの裏側へ装着できるかの確認。本来ならW1SAの場合はレギュレーターが装着されていますが私の場合は小物入れのケースをW3用に変更しイグニッションコイルを縦置きにし、レギュレーターをシート真下に移設しています。
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ケースに穴を開けてタイラップで固定します。この位置なら雨にも大丈夫です。
 
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実際にエンジン始動した状態でのイグニッションコイルの電圧です。
まずはアイドリングが以前と比べて安定しました。
 
実際に走ってみると。
排気音が歯切れ良くなった。
トルクの増大でシフトダウンなしに坂を上れる。
信号待ちでのエンストが無くなった。
全体的なパワーが上がった感じで現行車のW650と同等のパワーが感じられる。
 
 まるで生まれ変わったような感じのW1となり嬉しい限りです。高速道路も走行しましたが違和感はなし。
今のところ問題はないけれど、イグニッションコイルやプラグコードには負担がかかるようなので注意は必要です。ただ昨年全て新品に変えてあるので大丈夫でしょう。あとは燃費が良くなれば言うことなしですね。
 
追記
平成27年7月現在 VUP-16は不具合なく他の部品にも悪影響なく使えています。
特に問題は発生していません。