朝まで 彼と話していて 今日は かなりの寝不足。


実は 彼から ある 告白をされた。


「癌が転移しているかも」


と。



はっきりした事は 検査して わかってから 書くつもりでいるけれど。


簡単に言えば ある症状があり 彼は 癌が転移したと思っている。


しかも その 症状は 春あたりから 何度か あったらしく 何故、早く 話してくれなかったのかと 彼には 言った。


私にも話していないが 医師にも話していない。


ずっと ひとりで 悩んでいたらしい。



大腸の癌を 宣告された時点で すでに 肝臓にも転移していて 腹膜播種もあり 手術できたのは 大腸にあった癌の一部だけ。



肝臓に転移していた癌は 最初から手術はできないと 言われていて 人工肛門をつけ 手術は終わった。


延命の為だけの 抗がん剤治療。


今後、他に転移したとしても 手術は しない、できないって事なのかな?(私は その辺を よく 理解していない)


そう担当医から 言われていたから 転移したとしても 特に治療はなく 死ぬのが 早くなるだけだから 言わなかったと 彼は話していた。


私に話せば また 心配するからとも 言っていたが 私って 本当に 役に立っていない。


彼の役に立つために 四六時中、一緒にいるのに。



木曜日に 診察と抗がん剤治療があるから その時に 担当医に話してみようと 彼には言ったけれど。


どうか 転移では ありませんように。