昨日、書いた通り やはり… 今朝になり 彼が 今日の 抗がん剤治療は やらないよと言い出した。


体調が悪いから。


診察もあるから 病院へは 行くけれど 化学療法は 断ると。


抗がん剤は 良くない、体力を奪うと言う姉妹の話に 影響を受けている感じ。


具合が 酷く悪そうではないから 化学療法は出来るのでは?と 思ったけれど 私が それを言うと あれこれ 始まりそうだから 言わずにいた

(最近の彼は 怒りっぽい)


退院後から 彼を 毎日見ていて 特別、今回 体調が悪いとは 感じない。


ここ最近は お昼寝をする事もなく(ゲームに夢中だから?) 睡眠時間も 少なく 私より 元気なのでは?と思う事もある。


副作用の口内炎や味覚障害もあり 手足は乾燥し過ぎて 切れているし 不安が襲って来て 眠れない日もあるけれど それでも 息子くんが来れば あちこち 出かけるし 姉妹が どこそこへ行きたいと言えば 自ら運転して 出かけている。


週に一度程度は 自宅へ帰り 家族と過ごすか どこかへ遊びに行く。


その 自宅までの 片道 約2時間弱の道のりは 彼自身が 運転しているし その後、皆と出かける時にも 彼が運転しているらしい

(私と一緒だと ほぼ 彼は運転しない)


彼の姉妹の1人は 過去、癌を患った事がある。

自覚症状ゼロの ステージ1。


内視鏡で手術をし 数日後に 退院。その後 抗がん剤も受ける事もなく 好きな物を食べて お酒も飲む。そして バンバン 出かける。


そういう 前向きで 自由な生き方が 病気を克服できた…と 言っているらしい。


確かに 前向きでいる事、笑って 生活することなどは 免疫を上げ 他の病気にも 有効らしいけれど。


彼の 現在の状況と 何もかも 違うと思うけれどな。


姉妹は 抗がん剤は 「悪」と思っていて 反対派らしいけれど。


自分の考えは 考えで 良いけれど 色々な情報がある中、経験者である姉妹の話しは 彼にとって 参考になる。


だからこそ 個人の考えを 押し付けないで欲しい。

それでなくとも 彼は家族の意見に 従うタイプなのだから。


それでも 治療するのは彼だし 治療法を選ぶのも 副作用と戦うのも彼。


ただ 私としては 抗がん剤が有効なのなら 多少の副作用には 頑張ってもらって 少しでも 長く生きていて欲しい。


それを 私が言ったところで 彼が 「じゃ、やるよ」なんて言うはずもない。


彼は 天邪鬼だし 家族の話は 絶対だけれど 私の話は あまり 聞き入れてくれない。


だから 朝は


「体調が よくなって 抗がん剤の点滴が 出来ると良いね」


とだけ言った。


いつもなら 結構な時間を待つのに 今日は 診察の階へ上がると同時に 順番になった。


先週受けた CTの結果は 少しだけだが 癌は 少なくなっており 増えたり 転移した様子は 見られなかった。


血液検査も結果も ほぼ 横這い。悪くはなっていない。


今日も 抗がん剤治療は 出来ますとの事だったが 彼が あれこれ言ったので 担当医が


「今日は やめておく?」


と聞いて来た。


内心 やめておく?なんて言えば やめる…と言うに 決まってるのに と 思ったが その後 担当医は


やるか、やらないか… を 決めるのは 勿論、彼自身だけれど もし 今の副作用に耐えられるよって思えるのなら やった方が 良いと思う。


CT等を見ても 経過は良いし 成果は 今、確実に出ている。


この先 大切な人と 少しでも 多くの時を過ごしたいと思っているのなら ここで 抗がん剤治療を 休むのは お勧めしないと。



そう担当医に言われると 彼が 振り返って 私に


「どう思う?」


と聞いて来た。


えっ… 私?


何故、自分で決めないのかな?と 思ったけれど


「副作用が 辛くて嫌じゃないのなら 経過が良いみたいだから 私は 続けて欲しいと思っているよ」


と言うと やりますと彼。


この担当医 色々とあって あまり好きでは なかったけれど 今回は 二重丸😅



今日から 土曜日のお昼まで 抗がん剤の点滴を ぶら下げている彼がいるので ペットホテルで 過ごす わんちゃん


玄関で 靴を履く為に 手を離したら 逃げた💨


呼んでも 呼んでも 来ない。


お散歩じゃないと 悟ってるのだろうな。


可哀想だけれど もしもの事があったら それこそ 後悔するから 土曜日のお昼まで お別れ。


何しているかな?