昨日の 夕方、わんちゃんが 亡くなった。



前回のブログを書き 投稿した後。


抱っこをしていると 苦しそうなので ソファに寝かせ 隣で 様子を見ていた。


2キロと100グラムの 小さな身体全体で 呼吸をし、耳の悪い私にも 聞こえるくらいの吐息。


可哀想で 楽にしてあげたい気持ちもあり それを考えると 涙が出て来た。


鎮静剤でも打ったら すぐに 眠りにつくのだろう。


でも 病院まで 移動。

注射嫌いなのに それを 最期にまでするのか。


多分、数時間しか 持たないだろう。


それならば 嫌な思いは させたくなかった。



しばらくして 飲み物を飲もうと ソファ前のテーブルに手を伸ばしたとき


「わんわん」


と 普段、吠えない わんちゃんが かなり大きな声で 短く 吠えた。



すぐに 横を見ると 先程まで 身体全体で呼吸していた動きが 止まっていた。


手脚は 突っ張るように 動いていたけれど。


あぁ、これで お別れなんだ。



急いで オッパに 電話をした。


スピーカーにした 電話口で オッパが


「ありがとうな」


「楽しかったよ」


と何度か 名前も呼びかけると 顔を 少しだけ あげて スマホの方を何度か 見て その後 動かなくなった。


スッーという感じに。


少しだけ 開いていた 口と 目を 閉じてあげた。



亡くなった事を おちゃると いとこにも 報告。

 

そして すぐに 火葬の手配をした。


火葬は 今日の午後から。


淡々としていそうに思われるだろうけれど 何かやっていないと 潰されそうになる。




16年と8ヶ月。



おちゃるが 暴れて 騒いだとき。


父が 暴言を吐き 好き勝手なことを 言ったとき。


大きな地震があって 怖かったとき。


高熱が続き 苦しんだ時。


楽しかった時、色々な時に いつも すぐ近くにいてくれた わんちゃん。


いつも ピタッと 身体をくっつけて座り、どこへでも 付いて来た。



ありがとう。


いつも そばにいてくれて。



ありがとう、ありがとう、ありがとう。



本当に ありがとう。



病気で 耳や脚先の毛が 抜けちゃったままだったけれど おじいちゃんの割には 最期まで 可愛いお顔でした