うちの父の趣味。
…と言えるか、どうか。
母は それを 趣味だと 呼んでいたけれど(笑)
父の趣味はリフォーム。
リフォームというより 何か つぎ足すに 近いかも。
一年に 二度ほど その趣味が 始まる。
父の もともとの職業柄、家を直してくれる 知り合いは 多数いる。
今回は 事務所だった場所の 前に 塀を作っている。
事務所の 硝子ドアの前なので 当然、中は 真っ暗に

それと 一階のお風呂場の ドア。
父の辞書には センスという 言葉が無いらしい(笑)
母が 生きていた頃は 母と私に 反対されたりして どうにか 普通を保って来たけれど 今は 酷い我が家。
母が亡くなってから…
まず 一階の キッチンカウンターのところに 柵のような 物が出来た

何の為の キッチンカウンターなのか?
我が家の間取りを 知っている人には わかりやすいけれど 我が家は 建物の一部に 大きなシャッターがあり 入ると 広い駐車場があって 家もある…という感じなのだが、その駐車場(車庫)の中に また車庫がある(笑)
家の中に 駐車場があるという感じだから 当然、入り口のシャッターの中に 入らないと 家の中を 覗けない。
もちろん トイレやお風呂、全ての窓には 格子が付いている。
それなのに その周りに また 柵を作った。
駐車場の中には 物置として 使える 部屋があるのだが、その物置と 自宅を繋ぐドアを作った。
一度も 開けた事の無いドアを(笑)
その他 脱衣所に 洗濯物を干せる棒を 作ってもらった。
もちろん お風呂場にも 同じ 洗濯物を干せる棒が、あるのだけれど 何故 脱衣所にも 作ったのだろうか?
事務所だった場所には 外から 入って来た人から 座っているのが 見えないように 格子の 間仕切りが 出来た。
事務所は もう使っていないから 誰かに 見られる事も無いし たまたま 父か私がいたとしても 誰か来たときには ドアを開けるから 中に座っているのを 見られる事も無いと 思うのだけれど。
そういえば 一つだか 良いんじゃない、と思ったのは 父の寝室を 畳の和室から 床張りの洋室にした事くらい。
もう 父の やりたい放題だから 我が家は チグハグになっていく。
リフォーム?好きなら 私と おちゃるの生活スペースも 直してくれれば 良いけれど それは 絶対に無い。
父の ワケのわからない 趣味は 死ぬまで 続くのだろうな…