成人の日の思い出ブログネタ:成人の日の思い出 参加中




ずいぶんと昔の話だけれどガーン



私の成人の日は すごく寒くて 風の強い日。



朝、真っ暗なうちに 自転車で美容室へ行き 髪の毛を結ってもらって 一度、自宅に戻ってから 歩いて 母の知人の家に行き 着付けをしてもらった。



着付けをしてくれる方の妹宅へ着いた頃も 外は真っ暗。


妹と言っても 私の同級生のお母さんで 気心の知れた仲の方。



寒い朝、歩いて行ったのに 暖房も付いていなくて 私が行ってから 暖房を付けてくれ 寒いのなんのってショック!



体が暖まる間もなく 同級生のお母さんに 肌襦袢だか 腰巻きの裾を 身長に合う長さに 縫いなさいなどと言われて チクチク縫っていると 着付けをしてくれるお姉さん登場。



この方 女優の大原麗子に似ていて オバチャンなのに ものすごく可愛い人で 声も仕草も可愛い人。
今は亡くなっちゃったけど 最後に会った時は ガン治療から退院して来たばかりなのに 母のお見舞いにやって来た。
真っ赤なコートに ショートのカツラをかぶっていて 「病人らしい格好じゃ無いと言いたいでしょう?」などと 笑っていた。



とにかく おしゃべりも上手で 可愛い人だった。「夜は彼とデートの約束はあるの?」とか「今は 成人の日には ラブホに着付けの出来る人がいるみたいだから 大丈夫よぉ~」などと 朝から過激な事を言われながら 着付けは修了。



それから 母や友人親子と ちょっと遠くまで お詣りに。



そこでは 風が強くて 振り袖はバタバタしているし 祝詞をあげてもらった時に お辞儀をしたら 前の人の 帯に髪の毛が、引っ掛かって 一部分だけ ゴソッと持ち上がってしまって 一人、大騒ぎ。



帰りに 母達、皆で ステーキ屋さんに寄ったけれど 着物を着なれていない私達は、ステーキなど入るはずもなく…



ステーキのサンドイッチをお土産にしてもらい帰宅。



帰って来た時には 夕方で それから 仲良しの友人と 私達の振り袖姿を見るために 友人達が待っているお店に遊びに。



その時に 3歳年上の友人から 「今日から 大人の仲間入りだね」と スィートピーのブーケを貰い大感激ショック!


それから ゲイバーに行って 大騒ぎして 帰りに 年上の方達に お寿司屋さんに連れて行ってもらったけれど やはり 何も食べられず…


結局、朝方まで遊び 帰りの友人の車の中で 帯をほどいて 髪の毛のピンも外して 自宅の玄関では、それを抱えて 鍵を開けて 部屋に入ったとたん 全て脱ぎ捨て そのままの格好で ステーキのサンドイッチと お寿司を食べたガーン



今、考えても ハードスケジュールで ハチャメチャな成人の日だガーン



その後の人生を物語るような成人の日でしたガーン