宝塚劇場）
観ました。
今回はショーのことでも書こうかな。
・主題歌が良き。覚えやすい素直なメロディラインでとても好きです。振り付けが細かくて覚えにくい、とちなつさんがカフェブレでおっしゃっていましたが、テンポの速い手振りが生き生きしていて見てて楽しい。海ちゃんの「パキッ」と「しなやか」が共存した動きが本当に好き～。
・プロローグ娘役のミモレ丈ドレス、身頃はスパンコールたっぷりでスカートはチュールたっぷりで普通の人類が着たら着ぶくれてダルマになりそうなところ、娘役さんたちはシュッとしててすごいなあ。（感想）
・両手をY字に挙げてゆらゆらする振りと、腰の横で広げて手をひらひらさせる振り（ニョロニョロみたいなやつ）が好き。
・みと組長と若手女子たちによる銀橋渡り、組長の雪と月のイヤリングを眺め、きゅるきゅるりんな娘役さんたちを眺め、１１０の手振りくらいなら真似できそうだな…などと思いながら見ております。
・マスカレードはブルーのカラータイツをお召しになった白河りりちゃんが振り付けのニュアンスが可愛すぎて毎回見てしまう。手首の角度とか、膝の角度とか、なにもかもものすごい可愛い。さち花さん、るりあちゃんも可愛くて見たいので仮面をかいくぐって必死で見ています。仮面が！邪魔なんだよ！！（暴言）
・アヴァンギャルド冒頭のあみちゃん、よすぎて、一回でいいから応援上演の日を設けてほしい。ペンラぶん回して悲鳴を上げたい。咽せそうだけど。あみちゃんに引き連れられる男子も良いし、当たり前だけどちなつさんも最高だし、なのですが、ここは随一の空城タイムなので空城さんばっか見ております。ニュアンスが完璧なんだよ～～！手とか、首とか、唇、瞼、細部に至るまでマジでかっこいい。楽しそうににこっとするのが可愛い。
・というわけで基本的には空城さんばかり見ているわけですが、娘役のターンになったときに見てしまう二大娘役（二大娘役？）はみかこちゃんとこありちゃんです。羽音みかちゃんは手足の長さがダイナミックでありながら、ニュアンスと表情が大変にモード、おしゃれ！私に絵心があったら描きたい娘役さんナンバーワンに君臨しておられる。菜々野ありちゃんは、小柄だし踊りがキュッとしてて引き締まっている…中心に引き寄せられている…のに、大きいんですよね、上手く表現できないんだけど。（なぜなら踊れないし身体の使い方なんて一つも分からない運動音痴だから）どことなく…宇月さんを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。私だけですね。この話終わり。
・このあとにスパニッシュ？このスパニッシュ、もちろんかっこいいしエキゾチックでありながら、どことなく歌謡曲感があるというか、生粋の日本人であるわたくしでも親しみが持てる曲調なのがいいなと思っています。がんばれば歌えるかもしれない。歌えないんだけど…。あとさ、本舞台で男役が勢ぞろいして歌い始めた直後くらいの、身体の後ろ側で手を打つ振りがあるじゃないですか。あれめちゃくちゃいいですよね……なんで一回しかやってくれないんだろう……おかわり！！！！
・惜しげもなく銀橋渡りまくってくれるし、春海夢奈コンビがロータッチ（って言う？低い位置でのハイタッチ）するのも滾るし、海乃佳城コンビが互いに手を差し伸べるところで涙腺が崩壊するし、100期～～～～～～～！だし、一方そのころ本舞台では彩みちるちゃんが若い男たちを引き連れ女神になってるし、101期だし、もう、５体ぐらいに分裂して全部見たい。あと拍手要員でもう１体要るか。
・この中詰の海ちゃん、肩出しレース袖コルセットベルトがっつりスリットフリルスカート＋ショートブーツ＋ソンブレロ＋金髪ローポニーのスタイルが宇宙一似合ってて可愛い。大好き。
・客席降り、今まで複数回観て掠りもしなかったのですが、次回がスーパーハイタッチ席なので今からドキドキしています。ひえーーーー！振り付けは覚えたぞーーー！！
・ハイパー風間タイム。初舞台生ロケット紹介は渋さに降っていたプリティガール、元気さと渋さとイケと大人感とお姉さん感がいい具合に混ざり合ってて頼りになって素敵。仕事できるお姉さんでありお兄さんであり。
・ロケットの、初舞台生でセンターだった彼女が、やっぱり相変わらず可愛い。後半バテてる感じもあって（日曜のソワレだし！）、それさえも初々しくて可愛い。ああ可愛い。うちの孫になるかね？（ならないよ）
・ムーンリバー、あみちゃんを必死こいて凝視しているといつのまにかぱるくんが隣にいて毎回びびる。38歳なのにこんな感想しか書いてなくてびびる。
・ムーンライトセレナードの娘役ちゃん全員めちゃカワなんだけど、わたしはるりあちゃんのきゅるぷりっとした生き生きしたヘルシーでセクシーな可愛らしさに骨抜きです。なんで可愛いのだ！と、本舞台を見つめていると、不意に目に飛び込んでくる、銀橋センターで向かい合って手を繋ぐ？腕を組む？抱き合う未満？の、ちるじゅりに仰け反ることとなります。本望です。
・その後、銀橋で淡いトーンのコーラスで踊る娘役見たさVS大階段を降りてくる黒燕尾の男役見たさの狭間で揺れる世界一贅沢な時間。うおーどっちも見たい！目に入る全てがいい！
・黒燕尾の、クラシックな振り付けが好きです。正統派の振り付けを丁寧に踊って決めまくる空城さんが好きです。もっと観ていたいよう…
・しかし、こんな餞の場面をいただいて、退団者の皆さんはきっと幸せなのでしょうね。幸せに退団してくれるんなら何でもいいや。
・デュエダンが素敵すぎて、れこうみの今までの軌跡に想いを巡らせながら拝み、祈り、温かな涙が頬を伝い、最終的には解脱して終わるショー。なんか……いい人生だったな………。
７月７日まで、まだもう少し、月城さんと海乃さんを中心とした月組が作る舞台を、夢を、楽しませていただきたいと思います。
ではでは…次は…ムーランルージュかな…！？