ブルックリンでオペラを | 晴れ、ときどき観劇。

晴れ、ときどき観劇。

30代OLの日常ときどき観劇、たまに旅行

 

 

アヴァンギャルドオペラ、、、

 

 

 
 
見ました。
 
主人公が、ポスター真ん中の男性なのですが、そして彼はシラノでも主演を務められていた俳優さんのようなのですが、それが今のアメリカのトレンドだろうと思いつつ、「才能豊かでありつつ繊細でスランプに陥り精神科医にかかった結果その精神科医と結婚するが彼女は潔癖症で窮屈さを感じ、バーで出会った女と発散、ところが一度きりの過ちのはずが相手が恋愛依存症だったために一方的に好意を寄せられて困惑するが、最終的には潔癖症の妻と別れて恋愛依存症の女性と再婚する」という、こう、どこにも障碍者であることが良くも悪くも作用していなさすぎるために、なんでこのキャスティングなんだろう、、、、と謎に思いましたし、短い映画なのですが長く感じました。
 

アンハサウェイが精神科医なのですけど、強迫観念のような潔癖症持ちで、空き時間は掃除に費やして、夫が靴のままベッドに入ると発狂する(それはそう)、そして日に日に篤くなる信仰心を持て余して最終的には修道女になるのだけど………そういう人が果たして障碍者男性を伴侶に選ぶのだろうか…その時点で彼女はむしろ病んでいたのではないか……という方向性の描き方だとむしろ差別的だし、それはないか………。

 

……考えさせられる(というか考えることを余儀なくされる)作品でしたが、私は映画なら頭を空っぽにして楽しめる作品が大好きなので、あんまりでした。

 

そんなことより予告編で見た「ハロルド・フライ」と「東京カウボーイ」と、あと「PSⅠ」が面白そうだったので、ヒューマントラストシネマの上映スケジュールを引き続きウォッチしたいと思います。ではでは、次は………雪組。ふふふ