I Feel Pretty | 晴れ、ときどき観劇。

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・自信に満ちたデブス

・自信のない美人

 

 

 

 

 

本当に可愛いのはどっち?

 

幸せになれるのはどっち?

 

 

 

幸せになれるの、これに関しては本当に、自信に満ちたデブスだと思います。

もちろん最強なのは自信に満ちた美人だと思いますけどね。

そして最悪なのが自信のないデブス。そんなの百も承知よ!!と思いながらも、

 

でも美には明確に価値があるからな…と思ったりなどしたのでした。

 

本作、自信がないデブスちゃんだった(でも親友の前ではひょうきんで面白かった)主人公が、頭を強く打った結果自分が絶世の美女に見えるようになって笑、自信満々になり、逆ナンして(というかナンパされたと思い込んで笑)結構なイケメンを彼氏にしたり、超あこがれて通販オフィスで働いていた化粧品メーカーで受付係として働くことになったりするコメディなんですね。

でも、その魔法は解けて…という展開なのですが、こう、こういう作品でありがちな”本当に美女の女優が役を吹き替えて本人とオーバーラップする”とか、”本人自身もちょっとずつブラッシュアップされて美しくなっていく”という展開が一切なく笑、単純にデブスな主人公がデブスなままチャーミングにふるまってるけなのです。髪もぼさぼさなまま、服もぺらぺらよれよれのまま。だって年収がアップしたわけでも本当に美女になったわけでもないから。目(頭?)がおかしくなっただけ。笑

新しい!

デブスなのに自信満々に振る舞う主人公に圧倒される周囲も面白かったです。…まあ、デブスったって、壊滅的なデブスってわけでもないんですけどね…ハリウッドのきら星のようなスーパースタイル美女お姉さんと比べたらって話です。

 

でも…スーパースタイルの美女たちは、だいたいめちゃくちゃストイックに自分のスタイルと顔面を美しく保つ、磨く努力をしているから…。お金もかかってるから…。自堕落に怠惰に生きて、着るものにも最小限しかお金を使わないような生活で、自信がないっていうのも傲慢な話だよなぁ…

主人公の場合、多少生活習慣を改めて、醜くないくらいに痩せて、または高価な補正下着でも着て笑、自分に似合う服を着てボサボサな髪をメンテナンスして常にきれいにお化粧していたら、普通に可愛いと思うんですよ。それをさ、努力もしないで何僻んでるの?とも思うしなぁ。

美女になりたい!と言いながら浴びるほどお酒飲んでカップラーメン食べてさ。そんなの無理に決まってるじゃん。だから、そういう姿勢が「デブス」なんだと思う。

 

…俺のことだな…?

 

なんか感想書いてて身につまされる思いですが笑、見ている間は面白くて楽しかったのでデートムービーなどにおすすめでした。

 

俺は一人で見ました。(安定)

 

 

ではでは次記事はアリー!!!!