お前を乗せて、坂道のぼるって決めたんだ。

そんなのズルイ!
お荷物だけなんてヤダ!
私だって、役に立ちたいんだから!

わかった、頼む!

ハアハア…

もう少しだ!

ハアハア…

ハアハア…








…。








((´Å`))わなわな…
犬に自分の口をベロンベロン舐めさせてる人をよく見かけます。






まあ犬ってのはね、確かにかわいいですけどね。






…。






でも奴ら、自分のうんこ食いますからね。






そのことまで認識した上で、犬とベロンベロンしてもらいたいと思います。






うんこ食ってることまでひっくるめて愛しているから、だから犬とベロンベロンするのだというのならば、






それはたしかに、愛だと思います。

どれだけ歩いたのだろう。

よく覚えていない。

気付くと僕は、新宿の地下街の片隅に座っていた。

つい先程まで僕を取り巻いていたはずの喧騒はいまやその余韻さえなく、眼前には誰もいない地下道が先へ先へと続いている。

なぜこんなところにいるのか?という問いは空虚である。

僕は自分が自分の脚でここまで歩いてきたことを知っていたからだ。

何のために歩いてきたのか?という問いも、また空虚だ。

なぜなら、ここまで歩いてきたことに意志は不在であったし、その行為に意味などないことを、僕は知っていたからだ。

僕は、あらゆる無意味とあらゆる虚無の只中にいるような気分でそこに座って、薄暗い地下道の続く先をぼんやりと眺めていた。



ある先輩はこう言った。

合コンこそは社会人の幸福の泉源。
合コン無き處に出会い無く、故に彼女無く、畢竟幸福無し。



その言を信ずるとすれば、合コンとはすなわち、少なくとも人生の希望とでも言い得る一群の有価値の何かに繋がる活動であると言える。

だが、虚無界のホープであるところのこのジーゲスゾイレ太郎にかかればそんな合コンでさえ、瞬く間にむなしく、無意味なる存在へと連なるもののひとつとなるのだ。



僕の隣には、あゆちゃんという実にかわゆい女の子が座っていた。

僕は話が上手いほうではないし、そのうえ人見知りであるから必ずしもそういう場は得意でない。

だがその日、場は僕を中心に盛り上がった。

なにこれ。

実におもしろい。


あゆちゃんも僕のほうばかり見ている。

なにこれ。

実におもしろい。


だから僕は、気付かなかった。

僕の目の前にたくさん置かれた誰が頼んだかわからぬグラスの中身がウイスキーのロック(ダブル。いやダブルどころの量じゃなかった気がする)であることに。

さらに角瓶であるはずなのに変な消毒液の味がすることに。



程なくして、僕の大脳はその機能を失った。



気付くと僕は、新宿の地下街の片隅に座っていた。

つい先程まで僕を取り巻いていたはずの喧騒はいまやその余韻さえなく、眼前には誰もいない地下道が先へ先へと続いている。

後で聞いた話だが、その日僕は、オバマ夫人のマスクをかぶって散々暴れた後、忽然と会場から姿を消したのだという。



…。



人生というものに何か天与の目的を見出だそうとするならば、その試みは必ずや失敗に終わるだろう。

広い宇宙の数多ある星々の中で、ごく微妙なバランスの上に地球という星は生まれた。

同じく絶妙なバランスと偶然によって、地球には生命が生まれた。

そしてまた、同じく幾多の偶然に偶然が重なって、僕という存在が生まれた。

いずれも奇跡的であるのは間違いない。しかしそれらは単なる現象であって、そこに意味はない。

世界は、意味なき現象の積み重ねなのである。

そんな意味なき現象のひとつであるところの人生を、それでも一所懸命に生きるところに、まさしく生命の真価があると言えよう。


僕はまたひとつ、虚無の階段をのぼった。
悩める諸君。


今の生活はつらいかね?


うん、そうか、そうか。


うんうん、そうだろう、そうだろう。


いや、いいんだよ。


立ち止まってもいい。


泣いたっていいんだ。


そうだ、それでいいんだよ。


かつおぶしだよ人生は。






「かつおぶしだよ人生は」
うた:加藤清史郎&アンクル☆させ
http://www.youtube.com/watch?v=lup2gREwRDs

以前、トンフルによって一週間も苦しめられた時のことである。

そのとき僕は、周囲の誰よりも気をつけていると自負できるくらい万全な対策を取っていた。

通勤から帰宅まで常にマスクを着用し、朝も昼も夜も手洗いうがいを欠かさなかった。

僕は基本臆病者なので、病気その他の身の危険に対しては過剰なまでにきっちり防衛策を取るのである。



でも罹った。



僕は39.5℃の高熱に苦しめられ、一週間に亘る欠勤の憂き目にあったのである。


あれから半年が過ぎ去ったが、課長は今でも折にふれ僕のトンフル罹患事件のことを引き合いに出す。

まあ実際ウチのコールセンターでのトンフル第一号だったので、蔓延すれば活動停止というくらいセンセーショナルな状況だったのは確かなのである。

だから僕は、もう病欠はいかん、今度病欠したら課長になんて言われるかわかったものではないし、それ以上に完全に病弱キャラになってしまう、と危機感を強くしていた。

そんなわけで、家族や部署の方々に重度のかぜっぴきが現れ始めた最近の状況をいち早く危険と判断した僕は、このたび万全に万全を期した防衛策を整えていたのである。

すなわち、通勤から帰宅の間のみに限らず就寝時まで一日中常にマスクを着用し、朝昼夜と言わず事あるごとに手洗いうがいをしまくったのである。



でも罹った。



僕は三日前の木曜日にまたもや39度の高熱に襲われ、早退・欠勤の憂き目にあったのである。

なんの病かわからんけどまじでしんどかった。

昨日熱は下がったが、今日も念のため謹慎している。

まじ予防役に立たねえ。

ほんともう全く役に立たねえ。

なんなの?
うがいも手洗いもマスクもなんにもしてない人達がピンピンしてるのになんで全部やってる僕がぶっ倒れてんの?なんなの?

あーまじ予防とか無意味。

マスクとかほんと無意味。苦しいだけ。邪魔なだけ。布。

だけど、もうマスクなんてしないなんて、言わないよ、絶対。

ほとんどしないとは思うけど。

無意味なくせに息苦しいし。邪魔だし。


あと、もし君に一つだけ強がりを言えるのなら、もううんこなんてしないなんて、言わないよ、絶対。

電車の中でガチで鼻糞ほじるのほんとやめてほしい。

なんなの?お前なんなの?

産出物はどうするつもりなの?

そしてなんでこっち向いてんの?
みんなあっち向いてんのになんでお前だけこっち向いて発掘作業に勤しんでるの?

なんなの?

ああーなんで電車乗ると近くにこんな奴ばっか寄ってくるんだろう。
私は考えた。

身の潔白を広く知らしめるにはどうしたらよいか考えた。

というのも、「本日ジーゲスゾイレが早慶明遠的大会を欠席したのは散髪のためである」という悪い噂が流布せしめられているという話を耳にしたからである。

いや、たしかに床屋には行った。

行ったけどそれは別件のためにもう試合に間に合わないの確定だから行ったのであって、それがために試合を休んだのではないのだ。

午前中から午後にかけてハンコを捺しに八王子まで行かなきゃいけない用事があったから私は試合に行けなかったのであって、決して髪が伸びてきて気持ち悪いから試合を休んだわけではないのだ。

私は考えた。
そもそも散髪説はどの範囲に流布されたのか。

範囲次第では、これから長らく散髪のために試合を欠席するコーチという汚名を背負って生きていくことになる。

あるいはいろんな人に会うたびに釈明をしてまわって、「言い訳なぞ無様なことよ」と後ろ指を指されることになる。

いやだ。それはいやだ。

ならば、どうすればよいだろう。

私は考えた。

そうだ、そのためのインターネットではないか。

そのためのブログではないか。

不特定多数の人間に情報を発信できる方法として、これ以上の方法を私は現在持ち合わせていない。

まったくもってこのときのためにこそ、私はブログを続けてきたのやもしれぬ。

そう、これは運命だったのだ。

私をブログの世界に引き込んだ同期達も軒並み更新をやめ、すっかり時代の流れに取り残されながら、それでも惰性的に細々と、私は更新を続けてきた。

一見無意味に思われたこの活動は、無意味ではなかったのだ。
きっと全てはこの日のためにあったのだ。

いま私は、声を大にしてここに宣言する。

たしかに我が毛髪はさっぱりした。

しかし、それがために私は何かを犠牲にしたのではない。

たとえ釈明する様が如何に無様であろうとも、私は敢えてここに叫ぼう。

私は潔白だ。

私はなんらの義務も放擲してはいない。

私はなんらの不正義にも手を染めてはいない。

あと私は彼女がほしい。

すごい欲しい。
それはもう、ものすごく欲しい。

いや、まじで。
いや、ほんとまじで。

以上である。
気付いた。








ちょっとだけうんこしたい気分の時が、一番仕事はやい。
お前は駄目な男だな。

おめでとうの一言もかけてあげられないなんて。

本当に、お前は駄目な男だよ。

いま為すべきを為すことのみが、後悔に抗する唯一の手段だと知っているはずなのに。

わかっていると言いながら振り返ってばかりいて、それでまたこうして後悔をしている。

ああ、駄目な男だ。
満員電車で前に立ってるおっさんの口臭がとてつもない。


うんこ食った?おっさんうんこ食ったの?


てかなんでおっさんこっち向いてんの?
みんなあっち側向いてんのになんでおっさん俺と向かい合ってんの?


そんでなんでハアハア口で息してんの?
せめて鼻で息すればいいのになんで?ねえ、なんで?


嗅がせたいの?なんなの?