ドラマ『37.5度の涙』 | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

昨日付のブログで、自分が勉強しているのは

保育関連だと発表を致しましたが、

先月頭から皆さんにご紹介したかったドラマがあります。


現在・木曜21時TBS系列で放送されている


【37.5度の涙】


というドラマ。


ご存じの方、見ていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。



37.5度というのは、子どもが保育園に行ける体温のボーダーライン。

熱のある子どもを置いて仕事には行けない。

でも働かなければ生きていけない・・・


このドラマと同名原作である漫画も持っているのですが

舞台となっている「リトルスノー」のモデルとなっているのが


NPO法人フローレンス という

訪問型病児保育を担うNPO法人です。



独身で子育て経験のない私が、保育に興味を持った時、

一番最初に受けたのが、フローレンスが開講する

「病児保育スペシャリスト講座」 でした。





自分自身が小学校にあがるまで、かなり病弱で

保育園を一ヶ月間全休、3日行ってまた全休など・・・

病気だった当時の記憶なんて一切ありませんが、

自分が物心ついてから両親に

「お前は市内で行ってない病院はないぞ。

(※当番制の夜間救急でいろんなところに行った)」

と言われたくらいくらい、よく病気になる子どもでした。

※そのせいで、40歳をすぎてもすぐ風邪ひくし

 母親は私の病気にとてもナーバス。

 妹や弟が同じように風邪ひいてても

 「薬飲めば大丈夫」なのに私には「病院行きなさい」です。

 幼少期のことって親は忘れないモンですね


仕事ばかりしてきた自分にとって

子育てと仕事の両立を考えた時、

一番ネックで恐怖だったのがこの問題だったからです。

全国各地に出張に行きながら子育ては絶対無理、だし

今、結婚・出産・子育てで仕事を辞めたら

キャリアが無くなる(私のかわりははいくらでもいる)と

容易に想像できたので、結果的に仕事を選んだ、のです。

まだ見ぬ子どもより仕事(※自分)が好きだったの(笑)


とはいえ、なんでも一人で、自分だけで解決しようとせず

周りや社会に頼る・甘える性格だったら違ったのかな?と思いもあるし

これからは『仕事大好き人間』だからこそ分かる、

子育て支援をしていきたい、と思っています。

病気のこどもを他人が保育することに抵抗がある人もいるかもしれません。
いろんな問題があります。

でも現実の需要はどんどん増えています。


今年2月、念願叶い、フローレンス代表理事の駒崎弘樹さん にもお会い出来たのですが

3年ほど前、子育て支援に尽力する彼の存在を知ったことが、

セカンドキャリアを考える上で強力な後押しになってます。


私よりも若い、しかも、当時30歳そこそこの男性が

「病児保育や子育てと仕事を両立出来る社会」をリードする様が

私にとってかなりのカルチャーショックだったのです。


「スゴイこの人。私も頑張ろう。私も腰据えて子育て支援したい」と

思うきっかけになった人です。


私は独身で、子どももいない。

だからこそ出来ることがある。出来る時間がある。


専業主婦で子育てを頑張ってるお母さんも、

仕事と子育てを両立しているお母さんも

どちらも素晴らしいと思っています。

子育てとは尊いものだと。


子どもでいられる時間は短い。

しかし、この時期の経験や考え方が、その後の成長に大きく関わるし

大事な時期なのです。

ほったらかしには出来ない。


子どももお母さんもしんどい社会にはなってほしくない、という思いがあります。

病気の子どもとの向き合い方を含め、私の勉強はまだ始まったばかりですが、

子育てされた皆さんはみんな通ってきた道ですよね?


ドラマは木曜21時TBS系、ですが原作は好評発売中です

(全3巻で完結だったのに、好評で連載が継続してる・・・4巻が出ました)






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