昨日はヤマハの先生による

ボイストレーニング。

 

課題曲は「なごり雪」。

わたしにとってはラッキーでした、

よく知っている曲ですから。

 

作詞+作曲=伊勢正三(かぐや姫のメンバー)

1951年生まれ。私と同じ年ですね。

1974年にリリースされました。

イルカさんがカバーして大ヒットとなりました。

こちらはニッポン放送

ニュースオンラインからの写真です。

正三さんとイルカさんですね⬇️

正三さんは大分県津久見市の出身。

JR九州の日豊本線にある

小さな駅「津久見駅」。

まだ汽車が走っていた頃の歌です。

正三さんはご自分も

それに乗って東京へ来たという

「ブルートレイン(夜行寝台列車)」を

イメージして書いた曲だそうです。

 

津久見駅には記念碑が建てられています。

動画は大分県観光公式サイトより⬇️

正三さんのメッセージも⬇️

 

イルカさんが歌って有名になった曲ですが、

「汽車を待つ君の横で

僕は気にしてる」

「君」というのが女性。

別れの時間が近づくのを

気にしているのは「僕」です。

男性が歌うべき歌なのですね。

 

彼女が「東京で見る雪はこれが最後ね」と

さみしそうにつぶやいたと歌詞にあります。

お別れの舞台は東京なのでしょうか。

正三さんは津久見駅のホームを

イメージしたと言っていますが。

そこが少しおかしいなと思いました。

 

それにしても「汽車」とは・・・

もう汽車も死語でしょうか。

「シュッシュ ポッポ シュッシュ ポッポ」

と子供達が繋がって駆け回る様子なんて、

もう見ませんものね。

 

私たちがまだ22か23歳でしょ、

その頃、田舎では(津久見駅では)まだ

汽車が走っていたのでしょうか。

 

「なごり雪」の翌年、1975年、

野口五郎の「私鉄沿線」が

リリースされましたが、

「改札口で君のこといつも待ったものでした

電車の中から降りて来る

君を探すのが好きでした」

と。「電車」と言っています。

東京ではもう汽車は走っていなかったんですね。

 

シュッシュ ポッポと煙を吐いて走る

汽車が妙に懐かしくなりました。

 

あっぽ