昨年10月頃のローカルテレビでも
放送されましたが、
長野県の学校には「農繁休暇」という
休みがあったのです。
私が小学生の頃の話なのでもう60年ほど
前の話です。
我が家は農家ではありませんでしたが、
初夏の「田植え休み」と
秋の「稲刈り休み」には一週間ほど
学校がお休みになりました。
近所のお宅にお手伝いに行くというのが
宿題でした。手伝いといっても、
足手まとい?指導も大変だし、
おやつの時間も昼ごはんもご馳走になるのです。
母が後で菓子折りもってお礼に伺うときに
同行した覚えがあります。
長野県ではその他に「寒中休み」も
ありました。これは1月の下旬から「豆まき」
の頃だったかと思います。
冬休み
⬇️
寒中休み
⬇️
春休み
⬇️
田植え休み
⬇️
夏休み
⬇️
冬休み
と、こんなにお休みがあったのです。
だから夏休みが1ヶ月ありませんでした。
東京からいとこが遊びに来ると、
都会の子は田舎のお休みに合わせて
東京へ帰って行きました。
田舎の子たちが、
学校へ行かなきゃならないから、
一緒に遊べなくて退屈だからでしょうね。
私は東京って夏休みが長くていいなと
思っていました。
未だにこの農繁休暇がある
小学校もあるようです。
長野県ではもうすでに田植えが済んだ田んぼが
あります。60年前の田植え休みが
6月10日頃だった記憶があるので、いかに
温暖化が進んでいるかが分かります。
この分だと稲刈りも早いでしょうね。
そのうちに長野でも二毛作や二期作が
できる日が来るかも知れませんね。
あっぽ
※写真は長野県SBC放送とネット上からの写真です。