昨年、もう寒くなったから、

そろそろ山の生活を引き上げようと

していた10月なかば。

 

私は大鹿村へ車を走らせました。

長野県下伊那郡大鹿村です。

我が家から120km先です。

同じ長野県なんですけどね。

約3時間半の運転でした。

(日帰り往復7時間)

 

大鹿村にはお友達の家があります。

のり子さんという女性、

一人で暮らしていました。

 

 

のり子さんは長年住んだ大鹿村を出て、

娘さんと暮らすために愛知県名古屋市へ

引っ越すことになりました。

亡くなられたご主人が山野草を好きで、

たくさん庭に育て愛しんで来られました。

その花たちを私に下さるというのです。

 

大鹿村の環境が

私の山小屋と似ているのです。

大丈夫かもしれません。

挑戦です。

 

 

ちょうど寒くなる時期でしたので、

いただいてきた苗は

地上部分がみな枯れました。

大丈夫かな、ダメになっちゃったの?

 

不安でしたね、雪の積もる、

マイナス15℃の下で

生きていけるのだろうかと。

 

そしてこの春、

私の心配をよそに、

元気に芽を出した山野草たちを見つけました。

 

フシグロセンノウ⬇️

時鳥とシライトソウの寄せ植え⬇️

タンチョウソウ⬇️

ヒオウギ⬇️

クマガイソウ⬇️

 

まだ元気な姿を見せないで、

刺した名札だけの物もありますが、

次々と元気に芽を出して欲しいです。

 

大鹿村からの入植者たち。

どうか元気で育ちますように。

 

あっぽ