私はかつて豪雪地帯に住んでいました。

私はまだ若かったので、

雪国の冬の生活も苦ではなく、

むしろ楽しんでいました。

 

25年前の私⬇️

自宅はこの雪の山の向こうに隠れています。

私の身長は155cm。どれほどの積雪か

わかりますね。

 

自宅は2階建ですが、1階部分は雪の壁で

光をさえぎられ、真っ暗。昼間でも

照明が必要です。

 

車が一台やっと通るくらいの道路ですが。

普段雪がなければ、

2台ゆっくりすれ違うことができる幅です。

この道路を投稿する小学生⬇️

上下スキーウエア、長靴は必須です。

この通学路までの道を玄関ドアから

雪を掘ってアプローチを作るのは

重労働です。私はスコップに乗せた

雪の塊を放り投げた瞬間、

肋骨にヒビが入りました。

それを3回経験しています。

 

晴れた日(雪降りではない日)は

どこのお宅でも屋根の雪降ろしです。

子供達もお手伝い?⬆️

⬆️この赤いポールは、目印です。

『ここから自宅の敷地内です』という

境界線です。

通学路を確保するために朝早くから

(多分4時ごろ?)

雪かき車(ブルトーザー?)にどこまでが

道なのかを知らせるためのポールです。

 

これは同級生の家です。

両親も亡くなって、

家だけ残っていますが、

屋根の雪が2mを超えると雪の重みで、

家が潰れてしまうのです。

友人は毎年、屋根の雪下ろしをするために

この豪雪地帯に帰省します。

多い時は一冬に5回も6回も来るそうです。

神奈川県相模原市から車でやってきます。

 

高齢者だけで暮らしている家族だって、

たくさんあると思います。いったい、

冬の間、どうやって暮らしているのでしょう。

とても自分では雪の作業はできないと思います。

人を頼んで屋根の雪下ろしを頼めば人足賃

だけで一人25000円(私が住んでいた頃)

を払い、雪を運び出すトラックのレンタル代、

などの経費も払います。

一般家庭で人足は最低3人くらい必要です。

それが月に1〜3回あるのです。

1ヶ月10万〜30万は除雪のための費用です。

高齢者しかいない家庭には、

行政がきっと助けてくれているのでしょうね。

そう願いたいです。

 

新聞屋さん、郵便屋さん、宅配便やさん、

雪国で車を運転する仕事をする人たちは

大変だなあと思います。

 

あっぽ