この山に来てから15年近くになりますが、

ナメクジもカタツムリも見ていません。

 

今日、美容院へ行ったら、

イチゴを栽培している人が、

「みなナメクジに食べられちゃった」

と話していました。

そんな悪さをするんですね、ナメクジって。

ところで、ナメクジとカタツムリって、

仲間なんでしょうか。

 

カタツムリは海に住んでいる巻き貝が

陸上に進出したものだそうです。

クルマガイ↓なんかにそっくりですよね。

 

カタツムリを食べる国もあるようですが、

日本人には一般的じゃないですね。

だって、「デンデンムシという虫」

のイメージや、ナメクジの仲間の

イメージがあって

とても食べる気になれないからです。

 

カタツムリって、まるでヤドカリの

ように殻を借りているかのようですよね。

殻をとったらナメクジになっちゃう?

そうじゃないみたいです。

カタツムリから殻を取ったら、

死んじゃうそうです。空の中に内蔵が

入っているからだそうです。

 

柳田國男の本によると、

肥前,肥後、筑後、壱岐では

カタツムリをもナメクジと呼んでいる

そうです。

津軽ではカタツムリもナメクジも

ナメクジと呼んでいるそうです。

岐阜の北部、飛騨ではカタツムリも

ナメクジもナメクジリ。

長崎の諫早ではカタツムリを

ツウノアルナメクジと呼んでいるそうです。

 

ナメクジの先祖がカタツムリ、

ナメクジはカタツムリから進化して、

内臓を自分のお腹におさめているのです。

生物学的にはナメクジとカタツムリは

まるで別のものに分類されるそうです。

 

さて。美容院でお会いした、

イチゴ農家の人のナメクジ退治法を

メモしておきますね。

 

一般的に塩をかけるといいと

言われているけれど、塩を畑に

撒き散らしてしますと、

植物に悪影響があるので使わない方がいい

そうです。塩をかけると確かに、

ナメクジの水分がなくなり、

小さくはなりますが、のちに復活する恐れも

あるそうです。

 

むしろ熱湯がいいそうです。

瞬殺できるそうです。

土壌にも影響がないそうです。

その方、薬剤は使いたくないんですって。

 

普段は、予防のために、

毎日飲むコーヒーのカスを根元に置く

とか、木酢液を500倍くらいに薄めて

かけるなどしているそうです。

 

髪をやってもらいならが、

いい勉強になりました。

 

あっぽ

※写真は全てネット上からお借りしました。