雨の降らない日はありませんね。必ず一日に一度は雨。もう一週間そんな日が続いています。himawariさんの記事にタチアオイの一番てっぺんの花が咲いたら梅雨が明けると書かれていましたが、我が家の隣のタチアオイは上から三つ目が咲いていて、梅雨明けはさだ先のようです。

 

雨が止むとどこからともなく蝶々が花壇を飛び回ります。特にモンシロチョウは白いので目立ちます。大抵はカップルです。デートスポットに我が家を選んでくれて「ありがとう」を言いたいです。

 

ヒラヒラひらひら、上になったり下になったりしながら遊んでいたカップル。突然片方の蝶々がゼラニュウムの葉っぱに止まりました。何か奇妙な格好で⬇️

お腹(胴体というかシッポというか)が上側に折り曲がっているのです。角度120度くらいに⬇️

この子はメス♀? オス♂?

そしてもう片方が近づいてきました。私は息を止めてスマホを構えました。何が起きるのか。

 

一旦止まったパートナーは瞬間、上に重なったように見えましたが、すぐにそこを立ち去りました。⬇️二人の間に何があったの?

 

不思議でなりません。早速「NHK for School」で調べてみました⬇️

 

 

モンシロチョウのオスってメスを追いかけるチャンスが二週間しかないんですってね。それは大変よね。だって雨の日が続いて、ちょっとの晴れ間に彼女を探さなきゃいけないんだもの。でもオスはどうやってメスとオスを見分けることができるのでしょう。私が見る限りでは全く見分けることはできませんが。

 

NHKによると、同じ紋白蝶でも紫外線を当てるとその違いが表れるんですって!⬇️

⬆️左が♂オス   右がメ♀メス⬆️

オスはそれを見分ける能力があるのですね。

 

我が家のゼラニュウムに止まった蝶々は、実はメスだそうです。シッポを持ち上げていたのは、「もう私、充分よ」と言っているのですって。モンシロチョウのメスは一度交尾するとこんな形で求愛を断るのだそうです。だからなのね、それに気づいたオスは「あ。そう」と言って去っていったのです。蜂は何度も誰とでも交尾繰り返すのにね。

 

メスはそれからが大変。卵は600個もお腹にあるんだそうです。重いわよね、よく飛び立てます。モンシロチョウの行動範囲は2km四方。その中を飛び回り600個の卵を一つ一つ産みつけていくんだそうです。600回のお産!耐えられますか?私には無理。

 

キャベツ畑にはたくさんのモンシロチョウがヒラヒラひらひら。キャベツの葉っぱはお産の場所としたら最高ですものね。

 

蝶々、かわいいけれど、お産を600回もするんじゃ嫌だわ次回も人間として生まれたい。

 

あっぽ