田舎の風景っていいですよね。のんびりゆったりしていて。どの家も平和で喧嘩なんかしてなさそうに見えるんです。稲も大きくなりましたね。車があんまり通らない田んぼのお米はさぞかしい美味しいでしょうね。

 

こちらは畑。手前にあるのはコンフリー。

 

若い時は都会に憧れましたね。楽しいことがいっぱいあるし、美味しいお店もたくさんあります。東京はなんでも手に入ります。将来はきっと東京に住もうと思っていました。

 

でもいつ頃からだったのでしょう、「東京は遊ぶには最高だけれど、住むところじゃないな」なんて思い始めたのは。たくさんの人と車、美味しくない空気と水。都会って何だかみんなセカセカ動いている。そんな負のイメージに変わっていました。

 

そして今、田舎と東京を行き来していて、双方の良さと欠点がよくわかるようになりました。そして良いところを充分に堪能しています。

 

田舎の弱点は交通網が発達していない点です。どの町や村にも駅があるわけではありません。あっても5分おきに電車が来るわけではありません。バスも同じです。便利に過ごすためには車が不可欠です。車を運転できてどこへだって行けるなら、田舎の方が住みやすいと思います。ですがもし、運転できなくなったらどうでしょう。便利な都会を選ぶのか、不便だけれど美味しい空気を選ぶのか。考えてしまいますね。

 

田舎の水は美味しいです。食器を洗っていると手が冷たくて我慢できません。水道の蛇口に汗のように水滴が付きます。室内の温度が暖かくて水道の水が冷たいからでしょうね。これも離れられない理由の一つです。

 

あっぽ