富士山日記

 

富士山は特別な美しい姿が当然、そうでない富士山なんて興味ないかもしれませんが、年間通して、美しい富士山が見られるのは、意外と少ないのです。でも、刻一刻変わる富士山は、どの瞬間にもこころ打つものがあります。美しくないときも、そこに在るというだけでいい。そんな日々の富士山の感動を詩にしていきたいと思います。詩(うた)といっても、ことば遊びですが、写真と見比べながら、楽しんでいただければ幸いです。

 

 (240707 11:30)

梅雨晴れに 白筋わずか 富士泰然

 

 (240707 17:30)

梅雨晴れも 薄雲覆い 富士淡し

 

 (240708 4:50)

梅雨雲の 日の出に浮かぶ 富士仄か

 

 (240708 9:20)

梅雨空に 青く浮かびし 富士毅然

 

 (240708 16:30)

梅雨雲に 飲み込まれずば 富士頭

 

 (240709 6:23)

梅雨雲に 微かに浮かぶ 朝の富士

 

 (240709 16:08)

夕暮れの 梅雨雲越えて 富士頭

 

 (240709 17:15)

夕暮れの 梅雨雲払い 富士悠然

 

 (240709 18:43)

残照に 梅雨雲燃ゆる 富士の嶺