相対性理論によれば、光速は不変で、光速に近づくほど時間の進みが遅くなる。だから、宇宙を光速で一回りして元に戻ってくると、ずいぶん未来に降り立つことになる、って猿の惑星みたいだけど、凡人には理解し難い。

それじゃほんとに未来へ行けるか、自分で試してみよう。ということである日、地球を出発した。宇宙船の加速には相当時間がかかると思ったけど、時間がだんだん遅くなるので、生きてるうちに光速になりました。

光速で飛ぶ宇宙は真っ暗で窓からは何も見えない。何年経ったか知らないが、ほとんど冬眠状態で宇宙を一回りして戻って来たとき、今度は地球に降り立つために減速しないといけない。悠長に減速してちゃ、通り過ぎてしまうので、急ブレーキかけたけど、この負の加速度は、なにもかも押し潰してしまうほどのものすごい圧力だ。そして、速度が落ちるにつれ、時間がどんどん早く進み出し、私はあっという間に蒸発してしまった。

やっと宇宙船が停止して地球に着陸したときには、結局地球時間と同じタイミングになっていた。光速で稼いだ時間を、減速時に一気に遣ってしまった、、、昔話の浦島太郎も、竜宮城へ光速旅行して戻ってきたので、玉手箱を開けたときに一気に時間が流れちゃった、ということですか???