14.2続 2度目の台北

 

またまた門巡り

翌日は土曜日、朝6時に起きて、7時に朝食、帰国便は午後なので、どこ行こかな、と思案してたら、またもや門巡りになってしまった。今度は、敬愛する米国駐在の所長さんと一緒だ。この方は、米国出張の度にお世話になったし、海外のお客様トップの方々と対等にお話される、日本人のIdentityかくありき、というお手本のような方なので、一緒に回ろう、と声掛けていただいたときは嬉しかった。だけどまた案内役なので、1時間半ほど、北門、西門界隈、総統府、東門と同じようなところを散歩した。道路は相変わらずバイクの放列が凄い。朝市にも遭遇し、活気があって面白い。驚いたのは、豚一頭、丸焼きにして歩道に飾ってある、売り物なのか?日本人の感覚ではとても見てられない。北京の屋台で鶏がまるごとぶら下がっていて驚いたが、台湾は夜市の蛇や蛙どころか、豚の丸ごともありなんだ、ちょっとなあ、、、傍におばさんが座っていたけど、どういう神経してんだか、ふくよかなにこにこ顔で道行く人を眺めてるんだけど、ちょっと声をかけられなかった。

今回は3回も同じような門巡りをしたんだけど、一人なら探検気分で違う所に行くが、上司とかの案内役だったので安全確実に、でも同じコースでも、歩く度に新しい発見があって面白かった。

 

 バイク

 

 Street Pig

 

 台北市街地図

 

西暦2000年ミレニアム

9時半にホテルをチェックアウト、10時に、一緒に門巡りした敬愛する所長さんとリムジンで中正国際空港へ。空港でもずっと一緒で、私はエコノミーだけど、所長さんにくっついてラウンジでゆっくりできました。

このころは2000年ミレニアム(Millennium)で盛り上がって、空港売店には、特産の寿山石で作られた「2000」の形にとぐろを巻いた龍の置物が、大小たくさん並んでいた。小さくても迫力満点、大きいモノは龍の髭まで精密に作られていた。ずいぶんお手頃な値段だったので、機械彫りなんだろうけど、1000年に一度のお土産だったんだ、買ってくればよかったなあ、、、でも同じモノが並んでいると食傷気味、むしろミレニアムとは無関係な、普通の亀の方が新鮮で、10cmくらいの手頃なのを買った。これもリアルによくできていて、ずっしり重くて紙押えにちょうどよい。

飛行機はJAA(日本アジア航空)、13時に搭乗するとすぐ離陸、17時に成田着。帰りは3時間弱かかった。今回の出張は、新竹ではプレゼンがイマイチだったし、台北では出番がなくて門巡りに来たみたいだったし、成り行きでしかたがないとはいえ、技術者としてはちょっと残念だった。

 

 2000年記念の龍の置物