だいぶ経ってしまいましたが、5月11日に、飯塚病院の「ふれあい市民講座」へ行ってきました
飯塚病院の市民講座は、毎年違う疾患をテーマにしてるんですが、今年は「がんはチームワークで防ぐ・治す・つきあう」でした。丁度良かった(・∀・)
飯塚病院は、父が救急車で運ばれた病院で、命の恩人という思いがあります。
大きな病院がひしめく福岡市内と違い、この地域では、飯塚病院だけが頼り。
父が倒れた日は祝日で、しかも深夜。この日、飯塚病院が受け入れできる状態だったのは、本当に幸運でした。
・・・と、親しんでいる病院の講座とあって、行く気満々でしたが、もう一つ楽しみだったのが、特別講演の牟田剛司さん。
福岡の人にしか分からないと思いますが、FBS福岡放送(日テレ系)のアナウンサーです。
可愛らしい顔と爽やかな話し方、それと中国語が話せるのが珍しくて、印象に残っていました。
見かけなくなったと思ったら、今は報道記者に配置転換になっているそうです。
牟田さんは、22歳の頃(11年前)、未分化大細胞性リンパ腫(ステージⅡa)に罹り、抗がん剤治療と、放射線治療を受けたそうです。
その体験を、明るくユーモアたっぷりに話して下さいました。
ですが、当時日記をつけていたのに、後日、処分してしまったというお話をされていて、辛い治療だったことが想像できます。
そんな牟田さんのメッセージは
「癌は正しく恐れる事」と「うつむくな。ケセラセラの精神で!」。
ゆとりを持って、考える事で・・・
・・・すみませんm(_ _ )m
話が盛り上がりすぎて、時間が押したため、最後のほう早口で、メモが間に合わなかった。。。
私は、「思いつめると、現状を正しく理解する事ができなくなるので、ゆとりを持って、客観的に考えてみることで、道が開ける。」と解釈しました。
深い言葉なので、行き詰った時、思い出して冷静になろうと思います。
ところで、牟田さんは、講演のオープニングで、突然「この中で癌に罹った事がない人、手をあげて」と言われたんです。
これは不意打ちだった!
「癌に罹った人」だったら、手をあげなかったと思うけど、この質問だと、嘘をつくことが出来ませんでした。
私は周囲には、癌に罹患してることは、秘密にしてるんですよ。
知り合いが居たらどうしようと、一瞬ヒヤッとしましたヽ(;´ω`)ノ
この講演は、非がん患者の方が、多く参加していたようでした。
それと、報道記者らしく、客席に降りてインタビューもあったので、前の席に座らなくて良かったと思いました
後編へつづきます。(後編は、他の先生の講演とパネルディスカッションの話)