金米珍 | 一合野郎の覚書

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   ー うめすけ ブログ ー

 元は同じ神様だったと書いたら「意味がわからない」と言われたので、有名な神様を例に、こんな話をした。

 アリスを中国で売り出そうとして、グループ名は漢字になるんだからと、キンチャン、ベーヤン、チンペイから金米珍と付けたとする。プロモーションの際、代表して谷村さんばかりメディアに出ていたもので、この人の名前が金米珍だと思いこまれる。

 やがて谷村さんが「昴」や「群青」などソロで活躍し出して、中国進出する時の名前を「珍平」にしたとしよう。で、みんなが言う。「金米珍と珍平は名前も似てるけど顔も似てるね」そりゃそうだろうと日本人は思う。「金米珍はジーンズにアポロキャップとかカジュアルだったけど、珍平はスーツとかタキシードで、女性の胸に手を入れたりして大人のイメージだよね」……たしかにそうだ、違う人かも知れない……と日本人も思う。

 中国と日本を逆にすれば、これが福禄寿と寿老人の関係になるわけだね。福〇〇、禄△△、寿老人、といたはずなのに、一人でプロモーションしていたから、七福神にダブルで入っている。

 明日は谷村さんの一周忌だそう。改めて惜しい方を亡くした。