いや~、このシリーズは終わりがあるのでしょうか。
書き始めたら、止めるとまずそうですね。
っで、お話を最初に戻して大変申し訳ありませんが、身体の部品を個々に分けて考えるのは、本来マズイ事だと思います。
でも、あまりにもマニアックになるとソレも問題があるので、分けて書きましたが本来は全てが関連して動くものだと思います。
この運動連鎖の表は、下半身、肩、腕と三分割しました。
下半身と言いましても、足裏から股関節を含めての範囲として問題ないと思いますが、肩が動くに当たって体幹も大きく影響しますよね。
その体幹を安定して制御する出来るのも、股関節であり脚でもあります。大袈裟に言うと、身体の後ろにある筋肉は全てが連鎖して働きますので。
なので、とても大切なんですけど。
腰椎は五つの椎骨から成り立ち、それぞれの回旋範囲はとても狭いと書きました。
一般的には、腰は45度回せっと言われていますよね。違うのかな。
この場合の腰とは、骨盤と足(地面に着いている部分)の回旋角を言い表して居ると思いますが、骨盤自体を回旋させるのは股関節であることも書きました。
股関節を回旋させると、膝も同時に動きます。
下半身は動かさずに肩を動かすって表現をされる方もいらっしゃいますが、大変危険です。
下半身を固定し肩を動かすと、腰椎は最大の回旋運動を要求させれる事になります。コレをやると間違いなく身体を壊します。
私は、コレでギックリを再発させました。
おへそを正面に向けガッツリ肩を動かして練習して居ましたが、突然激痛が走り、寝正月で過ごした苦い思いでがあります。
ソレで、身体についてお勉強をし始めた次第で御座います。
雑誌にそんな事が書いてあったので、数週間その動きを取り入れ、年明けの初打ちに備えて気合を入れて居たんですけど、撃沈しました。
逆に、股関節を最大限に動かし、腰椎は絶対に回旋させないようにするのが、身体に優しいスイングです。
それには、股関節からの前傾が必須になります。
傾斜によって、股関節が最大に動かせない場合もありますが、その場合では股関節の回旋範囲が狭くなるので、それだけ体幹の回旋も少なくなることになります。
なので、傾斜では必然的に距離は落ちるのが自然であって、仕方のない事なんですよね。ソレを無理やり腕の運動量でカバーしようすれば、腕の運動量が多くなるので手打ちって事になると思います。
どのような斜面でも、足裏の拇指球、小指球、カカトの3点を地面から離さないようにすれば、傾斜角が大きくなるほど身体が動ける範囲が狭くなりますので、飛距離も落ちるって事になりますね。
ソレを無理やり打って自滅していた事がありました。
コレが理解出来るようになってから、斜面でも大きなミスはなくなっています。
例えば、股関節から前傾するとします。
すると、太モモの後ろ側にある筋肉群が腰椎に付着していますので、引き下げるように(収縮する方向)働き姿勢を安定させようとします。
だから、土曜日の練習で短いアイアンを使って前傾を深くした狙いですが、コレなんです。
バランスを取るために、太モモの裏から腰椎に付着している筋肉群を目覚めさせるとの、鍛える為にやってみました。
とは言いいましても、2時間程度の練習では筋トレにもなりませんが。
参考までにインナーマッスル、深層筋と言われるやつでして、重力に対抗し姿勢保持に使われる筋肉です。
意識して動かすことが難しい筋肉ですので、このようなトレーニングが効果的かな~っと思ってやってみました。
やってみて分かりましたが、やはりハードでした。毎日続ける事が大切なんでしょうけどね。
今は、ビールを飲みながらブログ書いてます。