おはようございます。コーチの石崎舞子です。
お子さんがお喋りができるようになったら、きっと各ご家庭で防犯教育をなさると思います。
『ほらほら、お菓子をあげるよ~』
『あなたのお母さんが事故に遭った。病院まで車で乗せてあげるから一緒に来て』
など言いながら寄ってくる知らない大人についていってはいけません!!!
とお子さんにしつこく言い聞かせているでしょう。
私自身が親から口を酸っぱくしてそう言われていたし、自分の子どもたちにもそうやって言い聞かせてきました。
しかし、実際の児童誘拐は、こんなベタなセリフを使わず、非常に巧みに子どもを誘い込むと知りました。
夏休み前に、お子さんと一緒に防犯教育を!
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◆シミュレーション①仔猫探し
親「知らない人に飴やお金あげるって言われてもついていかないよね」
子「行かない」
親「でも何回か話した顔見知りの人に『仔猫がいなくなったから困ってる。よく車の下に入り込んでる』って言われると、近くの車の下を覗いてあげたくならない?」
子「なる」
親「車に近づいた時、急にドアが開いたら」
子「どういうこと」
親「そのまま連れていかれるかもしれない話」
子「……」
親「ちゃんとした大人は、よその子どもにものを頼まないから」
子「わかった」
このご時世に、親の許可なくよその子どもに頼み事をする大人はその時点でまともではないと思って立ち去ること。
人が倒れていたら、近くの店に駆け込んで知らせれば、子どもとしては十分。
頼まれた子が「友だち呼んできて一緒に探す」と言うと、「たくさん人がいると子猫が怖がって出てこないから、呼んでこないで」等と理由をつけられる。
一人の時に声をかけてくる、その場から移動させようとする相手には、男女関係なく絶対に手の届く範囲に近寄らない。
◆シミュレーション②コンタクトレンズ探し
不審者「コンタクトレンズ落とした。探してくれない?」
子「いいよ」
不審者
「見つからないな。やっぱり車の中かも。乗って探してくれない?」
子「わかった」
◆シミュレーション③ワンちゃんと遊ぼう
不審者「こんにちは。このワンちゃん見て、かわいいでしょ」
子「わぁ仔犬だ!かわいいーー」
不審者「犬は好き?」
子「うん!」
不審者「この子の名前は何だと思う?」
子「う~ん・・・ラッキー?」
不審者「すごい近いよ、クッキーっていうんだ」
子「こんにちは、クッキー♡」
不審者「もっとたくさん仔犬がいるんだよ、他の仔犬も見てみたい?」
子「うん!!」
不審者「よし、じゃぁ行こう。すぐそこだよ」
子「うん!!」
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子どもの親切心につけこんだり、動物を使って子どもの気を引いて言葉巧みに誘い込む・・・恐ろしすぎる(>_<)
車に乗った時点でアウト、です。
直前で気づいたとしても小さな体は軽々と車に押し込まれます。
『普通の大人は、よその子どもにものを頼まない』
『立ち去るのが忍びないと思っても一人で対応せず必ず大人を呼ぶ』
と子どもたちに嫌がられるほど言い聞かせましょう。
他にも参考になりそうなサイトがあったのでリンクを貼っておきますね。
お時間があるときに読んで、お子さんと共有してください。
・犯罪者が子どもを狙う心理「20mで目をつけ、6mで接触」あきらめさせるには?
・不審者の声掛けが巧妙化… 良心につけ込む悪質な手口も
お子さんの防犯ブザーのチェックも忘れずに!
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