昨日は暖かくて好いお天気でした

外で数時間サッカーをやっていた長男と夫が日焼けするほどでしたが今日は雨降りに逆戻り

さて今日のお話。
コーチングの仕事をするようになって、現在の私のように『フリーで働きたい』『起業したい』というご相談を受けるようになりました。
満員の通勤電車に乗らず在宅で仕事して
仕事量や顧客を選ぶことができて
やりがいのあることを仕事にしている
多分、この3本立てが魅力的なのだと思います。
特にワーキングマザーにとって、『子どもとの時間がこんなに少なくて大丈夫なんだろうか
』という心配が常に付きまといますから、仕事を自分でコントロールできそうな独立起業に魅力を感じる気持ちはとてもよくわかります。中には『コーチになりたい』とおっしゃる方もいらっしゃいます。
コーチングは効くと効果がスゴイので、これを実感された方がコーチング素晴らしい!私もコーチになりたい!と思うようです。かくいう私もそうでした

独立したって稼げる保障はどこにもないし、会社員の方がよほど安定しているので私は独立起業を安易に勧めませんが(笑)、クライアントさんのご希望があれば『会社を辞めて独立する』というテーマでコーチングをします。
そして、これまで独立起業をテーマにコーチングをしたクライアントさんで実際に独立した方はゼロ、です。(サンプルは20名くらい。少ないけど)
コーチング契約が終了してしばらくして独立した方、将来的な独立を視野に入れて退職された方はいらっしゃいます。
私が『独立って大変だよ~』と脅すワケではありません。
かといって『絶対独立した方がいいよ!最高だよ!』と背中を押しまくることもしません。
コーチングセッションで何をするかというと下記のことをしっかり聞きます。
①何のために独立するのか?(独立して何を成したいのか?)
②下積み時代(期間は個人差があるけど)は稼げないけどその覚悟はあるのか?
③現状に行き詰まり(限界)を感じているからそこから逃げたいだけなのか?
これらは大抵曖昧にしているので、実際のところ本人もよくわかっていません。
独立したい気持ちが強いようだけど、よくよく話を聞いてみたら現状から逃げ出したいだけだった・・・ということがあります。
現実的な②の話では、下積みがどれほどになるかはやってみないとわかりませんが、下積みのまま芽が出ず廃業するケースもたくさんあります、と話すと途端に勢いが止まります。
ですから結局は独立しないで今の場所で頑張る選択をするのですが、セッションを受ける前の『こんな仕事(生活)もうたくさん!早く自由になりたい!』という投げやりな気持ちから『今の会社(仕事)で手堅く成果を出して認められたい』と考え方がシフトしていきます。
結局独立起業しないワケですから第三者から見たら”変化ゼロ”ですけど、本人にとっては納得の”変化ゼロ”なのです。
こういう気づきを得てモヤモヤせずにスッキリさせて職務に取り組めるようになるのも、コーチングの成果の一つです。
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