妊娠と出産は女の人生をガラリと変える | ワーキングマザーのための時短勤務でも目標達成できるようになるコーチング

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おはようございます。ワーキングマザーコーチの石崎舞子です。


少し前の記事になりますが、東洋経済オンラインの上野千鶴子先生のコラムの一部をシェアしたいと思います。


上野先生は、”日本は女がワリを食う社会”とデータが語っている、と言っています。
もし一般庶民の私なんぞが、そんなことを口にしようものなら、

子どもを産んだのはアナタの勝手でしょ。
子どものために会社に迷惑かけるなら仕事なんて辞めたら?
会社はアナタに動いているのではない。
アナタが会社に合わせるのがマナーってもんでしょ。

ってなブーイングを受ける(言葉で言われなくても、そう思われる)に決まってます
とかく日本は”自己責任社会”ですからね

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★女がいかにワリを食っているかは、男女賃金格差、女性の昇進状況や女性の家事負担の重さ、睡眠時間の短さなど、データを淡々と示せば、一目瞭然ですよ。「女性優遇」なんて、完全にデマですね。


★女子より出来の悪い男に内定が決まるのに、女子はなかなか決まらず、不況になればなるほど内定率のジェンダーギャップは拡大することは、否も応もない事実なのでね。


★たまたまラッキーにも就活競争を勝ち抜き、名門企業に入った能力主義の女の、その後の話というのもあります。銘柄企業に入った総合職女性のその後のつまずきは?というと、妊娠と出産です。結婚なんて、目じゃないです。今どきの結婚なんて、男女の合宿生活みたいなものですから。結婚で、男は自分の人生を変えません。でも、妊娠と出産は女の人生をガラリと変えます。


★出産は、女を弱者にします。もっと別の言い方をすると、女を身体障害者にします。女はベビーバギーを押した瞬間に、身障者になります。それは、「ベビーカー論争」や、企業の育休復帰者のその後の処遇を見ていればわかるでしょう。育児休業を取得して復帰した女は、戦力外通知を受けて二流の労働者になります。マミートラックにはまるのです。


★能力主義を信じて「自分なら大丈夫」と思っている人たちのほうが、結果として辞めやすいという調査があります。
反対に、フリーライダーではありませんが、自分たちが当初あった意欲を出産後、うまく引き下げて仕事を継続している人たちのほうが、継続率は高いというデータがあります。


★「能力主義の女」ほど離職率が高い。なぜかって、育児は能力主義が通用しないからね。子どもに手をかけただけ、頑張っただけ、見返りがあるわけではない。彼女たちが、最初に挫折を味わうのが育児なのよ。


★だいたいね、育休を取得した女性たちを「育休フリーライダー」扱いする人がいるけど、本当のフリーライダーは誰なんだって。妻に子育てを丸投げしているオヤジたちのほうが、よっぽどフリーライダーでしょ。

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はぁ・・・・痛快

こういう社会とわかった上で、社会を変えようと働きかけるのか?
社会の中で上手く立ち回り幸せに生きるのか?
ひたすら耐え続けるのか?

どうぞご自分に合った生き方を。
・・・今の社会に大満足の方には関係のないお話でしたね


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