昨日のクライアントさんとのセッションで、”諦めること”について話が及びました。
セッションが終わってから、”諦めること”について自分の経験を思い出していました。
■妊娠中~授乳中のアルコールを諦めた(ガマンした)。
■育休復帰後も思いっきり仕事をしたい(評価されたかったので)という気持ちがあったけれど、子どもがいるから諦めた。
■一人旅をしたかったけれど乳飲み子がいるので諦めた。
当時は『断腸の思いで諦めた』と思い、諦めきれずにイライラして、ことあるごとに夫に八つ当たりしていましたが(毎日早く帰ってきて子どもの面倒を見ろとか、母乳を出せとかヤクザみたいなイチャモン付けていましたよ

■妊娠中~授乳中にガマンしないでアルコールを摂取したら胎児(乳児)が病気になってしまう⇒そんなこと絶対にイヤ
■育休復帰後にシッターさんでも何でも使って思いっきり仕事をしてたら、私は何のために産んだの?と思っただろうし、自分の子供より大切な仕事では決してない。仕事は私の代わりはいくらでもいるけれど、子どもの母親は私だけ
■乳飲み子を置いて2日も家を空けたら、ミルクを飲まない我が子のために夫が相当苦労するのは目に見えている⇒疲れている夫にさらに追い打ちをかけるようなことをしたくない
その時は”自分にはもう自由がない。全て諦めなくてはならない”と嘆き悲しむばかりで、自分が得ているものについて意識が向いていなかったように思います。
どんな判断軸でそれを選択しているのかにしっかり向き合ったら、時間がかかるかも知れませんが、諦めを受け入れることができるのかも知れません。