怒りをぶつける前にすること | ワーキングマザーのための時短勤務でも目標達成できるようになるコーチング

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おはようございます。ワーキングマザーコーチの石崎舞子です。

この3連休は子供のサッカー三昧でした・・・応援しただけなのに、疲れました(>_<)
気付いたら黄色い声を張り上げて応援していた私。

お母さんたちが息子のスポーツ応援に熱狂する理由が何となくわかってきました
息子ってカッコいいまだ小さいのに真剣勝負では凛々しく 逞しい


さてさて、今日は『怒りをぶつける前にすること』についてお話したいと思います。

前職時代、一緒に仕事をしている協力会社の方がいました。

彼女は私よりも7年長いキャリアを持っていて、とても細やかな配慮ができチームの調和を重んじる優秀なシステムエンジニアでした。

あるとき、企画書のたたき台作成を彼女に任せることになりました。
私は企画主旨を説明し議事録等の関連資料を渡し「わからないことがあれば適宜聞いて下さい」と言い、期限を決めて彼女にお願いしました。

期限は長目に取ったつもりでした。
期限1週間前になっても質問などをされなかったので、順調に進んでいるのかなと思い彼女に進捗を確認したところ「大丈夫だと思います」とイマイチあいまいな返事・・・・

私も忙しかったのを言い訳に、期限3日前には見せて下さいね~と軽く伝えたまま特段のフォローをせずに時が過ぎていきました。

彼女から途中報告を受けることなく期限3日前を迎えたのでレビューしましょう!とミーティングを設定したところ、実は・・・と全く進捗していないことを告白されました

その瞬間は正直怒りを覚えました
「は?なんで?!」
「どうしてもっと早く相談してくれなかったの?」
「あんた何年SEやってんのよ!」
「あと3日しかないじゃん!どうすんのよっ!」

問い詰めたい気持ちをぐっと抑え彼女の話を聞くと、こういうことでした。

★今まで企画書作成という仕事をしたことがなく、要領が全くわからなかった
★わからないなりに取り組もうとしたが進め方が正しいのかわからなくなり途中で思考が停止してしまった
★石崎さんがいつも忙しそうで声をかけにくかった

彼女は身動きが取れなくなっていたのでした。


ここで、コーチングを知る前の私なら激怒していたと思いますが、幸いにしてこの時既にコーチングを学んでいたので、ちょっと冷静になって考えてみました。
『相手の反応は自分のコミュニケーションの結果である』
全面的に相手が悪いのか?私に落ち度はなかったのか?


★彼女のキャリアを考え当然のように企画もできると思い込んでいた
⇒完全なる思い込み。彼女の長いキャリアは企画ではなくSEとしてのもの。企画初心者にはお手本くらいは渡しておくべきだったなぁ

★私が”声をかけずらい”雰囲気をモロに出していた
⇒定時に帰れるように殺気立っていました 心の余裕が足りなかったなぁ

★わからなければ相談されるものだと当然のように思っていた
⇒恥ずかしいので『わからない』とハッキリ言えない人がいるんだなぁ

怒りの気持ちがしぼんでいき、徐々に申し訳なかったなぁという反省の気持ちが出てきました。彼女、聞くに聞けずに心細かっただろうな・・・ごめんなさい

ってことで、キャッチアップを図るべく3日集中して彼女と二人で企画書を作り、何とか間に合いました!(たたき台ですから、そんなに精緻ではなくてもよかったのが幸いでした)

怒りを感じたら『相手の反応は自分のコミュケーションの結果である』という言葉を思い出して下さいね。冷静になれること請け合いです