月曜日、前職の先輩にお会いしてきました☆
先輩とは、仕事でご一緒したことはありませんでしたが、社内研修を一緒に受けたことがあり、また同じ職種(この職種は女性のみの専門職であり、母数が少ないマイノリティでした)ということで、それがご縁で親しくさせていただいております。(私が勝手に慕っていると言った方が近いかな・・・)
彼女は私と同じワーキングマザーとして三人の男の子を育児中、私より1年ほど先に退職されました。
三人の男の子を育てるワーキングマザーというと、とってもパワフルでコワモテの人を想像される方がいらっしゃるかも知れませんが、実際の彼女は全くの逆で、とても穏やかでかわいらしい方なのです。
物腰が柔らかく聞き上手、銀行でバリバリやっている女性の堅い・怖いイメージ(・・・偏見??)とはかけ離れ、いい意味で力が抜けていて、素の自分を隠さず、かといって自分の意見を押し付けず・・・見習うべきところがたくさある方です
彼女も私も定年を待たずに会社を退職したわけですが、共通の退職理由の一つに『自分が想い描いていたような子育てができてないことに対する不満』がありました。
■保育園時代より、小学生になってからの方が、親の手が必要だと痛感した
乳児時代は、清潔・安全・栄養に気を配ることがメイン。
幼児時代は、生活習慣(トイレトレーニングやスプーン&フォークの使い方、公共の場所での振る舞いなど)を教えることがメイン。
児童となってからは、生活が複雑になり、多角的なサポートが必要だと思います。
学校での学習面や人間関係、習い事の修練、他者との比較、劣等感・優越感・挫折感等を味わう体験を通した成長、安全・防犯への意識向上、他者や動植物を思いやる気持ちの育み・・・など数え上げたらキリがないのですが、親として伝えたいこともたくさんあり、子供の意見や気持ちを聞いてみたい場面もたくさんあります。
このまま働いていると、上記のようなサポートする機会、会話をする機会が少なすぎるのではないかと不安でした。子供たちが大きくなってからでは、やり直しができませんから。
■子どもに手をかけてあげられる時間はそんなに長くない
子どもが親を必要とするのは、18歳くらいまででしょうか。
もちろん経済的依存は、もう少し後まで続きますが、精神的依存や、”安全基地”として親を頼る時期というのは個人差はあるでしょうがせいぜい中学生まで、ではないでしょうか?
それを過ぎたら親なんて「ウザい」存在でしかなくなります。
子どもはあっという間に大きくなると、年配者から言われます。
子供たちと向き合ってがっつり子育てできるのはあと10年・・・楽しい(だけではありませんが)時期を存分に謳歌したいと思いました。
■毎日の食事作りが疎かになりがち
忙しさにかまけて、夕飯の食卓にスーパーの(残念ながらデパチカではありません)お惣菜をプラスすることもありました。
基本的には揚げ物のような面倒なものは作らず、手早く作れて栄養面で偏りがないメニューで何とか凌ぐ日々冬は鍋の登場が多かった!
今はから揚げだってフライだって餃子だってシュウマイだって作ります(威張るほどのこともありませんが
)
働きながら、思うようなお母さん業をされている方も、たくさんいらっしゃると思います。
けれど、私のキャパでは難しかったです
私も彼女も、会社員時代に抱えていた不満から解放され、退職前に憧れていた(?)日々を過ごすことができています。
ちなみに・・・彼女のご主人は業界では知る人ぞ知るビジネスコンサルタント。
本を何冊も出版していらっしゃる方。
在職中、共通の知人から『彼女は社長夫人なんだよ~』と聞いてはいましたが・・・書店に並んでいる”あの本”を書いた方がご主人だったなんて知った時は衝撃でした
次々と新しい本も出されています・・・間違いなく『内助の功』だと思います