バスクラリネットさいとうです。
実はバスクラリネットの2人は高校の先輩後輩です
色んな縁でここに集まって、音楽をしているのです。
「先輩、ここの指なんですけど…左じゃないと取れないと思うんですよね」
少ない合奏の機会、ミーティングは大事。
ドゥヴァンセは練習日を決めて集まる、いわゆるエントリー制の団体です。
メンバー同士が他団体で一緒に演奏することもよくあります。
それで特別仲良くなったりもします・・・ね
和音練習
調性にはそれぞれ性格があるから、明るい音、暗い音、色彩のイメージを持って。
「先生、d-durは何色ですか?」
「えっ…d-durは…オレンジ。俺のd-durのイメージはさ、華やかな宮殿なんだよね。外装は金色でさ、床なんか彫刻が細かく彫ってあってさ…。」
フィガロの結婚序曲
フィガロの結婚序曲はそんなオレンジのd-durで書かれています。
「モーツァルトって不思議でさ、速いパッセージが速く聞こえないんだよね。流れるようにやりたいよね、モーツァルトらしい音でさ。」
リュートのための古風なアリアと舞曲
音の大きい小さいだけでなく、響きを増やしたり絞ったり。
「みんなで合わさって情熱的に聞こえて欲しい。ひとりひとりが頑張るだけでなく。そのためには…楽器を無理なく振動させることだね。まずはね。」
最後に夏の歌メドレーを通して練習終了しました。
今日のテーマは「音色と響かせ方をイメージしよう」でした。
バスクラさいとう(後輩)