Land of happiness -3ページ目

「幸せの条件」 著:誉田哲也
恋も仕事も中途半端、
片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、
ある日まさかの社命が下された──
単身長野に赴き、
新燃料・バイオエタノール用の
コメを作れる農家を探してこい。
行く先々で断られ、
なりゆきで農業見習いを始めた
24歳に勝算はあるか!?
ヒロインの情けなさに
つい自分を重ねてしまった。
色々な出来事に翻弄されながらも
着実に成長していく姿には勇気をもらえた。
日本の背景や現状も踏まえ、
読んでいて勉強にもなる作品だと思った。

「奥の奥の森の奥に、いる。」
著:山田悠介
政府がひた隠す悪魔村。
ここで育つ少年は15歳で“悪魔を発症”し、
ほとんどが「使えない」と殺されてしまう。
一方少女たちは、
悪魔を産ませるために飼われている。
少年メロは仲間と逃げ出すが、
大好きな友が次々と、
魂を喰う邪悪な姿に……。
ついにメロの体にも前兆が!
それでも愛する少女を守り続けるが──。
読んでいて切ない思いになる作品だった。
家族愛、
友情、
愛情…
ありきたりなようで難しい。
ただ感動する作品という訳ではなく、
エピローグでのどんでん返しも
読んでいて楽しい作品だと思う。

「既読スルーは死をまねく」
著:堀内公太郎
無料コミュニケーションアプリ
「サークル」が流行っている。
まりあが入った剣道部も同様で、
アプリで様々なやりとりをする。
だが、
「ある人物」の話はしないのが
暗黙のルールだ。
ある日、
万引き現場を盗撮された部員の静代は、
撮影者から
部員全員のアカウントを要求される。
さらに部員の一人が
何者かに撲殺されてしまう!
まりあたちは犯人と目される人物と
コンタクトをとろうとするが──。
流行りのSNSを題材にした
パニック・サスペンス。
実際に起こり得る問題も登場し、
フィクションなのに
リアリティが混在する作品。
思いもよらないラストが待ち受ける。

