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「邂逅 警視庁失踪課・高城賢吾」
著:堂場瞬一



大学理事長が失踪したと捜索願が出された。

しかし捜査を始めると母親の態度は一変、
非協力的に。

大学関係者も言を左右し、
状況は遅々として掴めない。

一方、
女性の遺体が仙台で見つかり、
法月の担当していた
大学職員の失踪者だと判明した。

胸に爆弾を抱えながら、
自分を苛めるように捜査する法月を
気遣う高城だが……。



色々と不可解な点の多い理事長失踪。

少ない情報の中から刑事の勘を活かし、
捜査に臨む主人公が格好良い。

むきになって捜査に奔走する法月に
スポットを当てた作品だった。
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「SRO Ⅲ キラークイーン」 著:富樫倫太郎



“最凶の連続殺人犯”と呼ばれた近藤房子が
逮捕されて五十数日。

依然として黙秘を続ける房子のもとへ、
「Mに従え」とだけ書かれた
差出人不明の手紙が届く。

一方、
SRO室長・山根新九郎は、
東京地検から房子との
面会要請を受けるが──。



シリーズ第三弾。

近藤房子の逃亡に手を貸したMグループの
目的を知るとおぞましく感じる。

野放しにされた近藤房子が今後どうするのか
続きに注目したいと思う。
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「ブルーマーダー」 著:誉田哲也



池袋の繁華街。

雑居ビルの空き室で、
全身二十ヵ所近くを骨折した
暴力団組長の死体が見つかった。

さらに半グレ集団のOBと不良中国人が
同じ手口で殺害される。

池袋署の刑事・姫川玲子は、
裏社会を恐怖で支配する
怪物の存在に気づく──。

圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる
連続殺人鬼の正体とその目的とは?



姫川玲子シリーズの最新刊。

最初の「ストロベリーナイト」のインパクトを
越えるのではないかというほど面白かった。

相変わらず主人公は無茶をする。

無謀とも取れるその行動は見ていて
はらはらするがそこがまた面白い。