この半年前から地元埼玉県を主にして日本の歴史を勉強しています。
特に古事記・日本書紀発行以前の歴史はまだ解明されていないことが多いのですが、調べれば調べるほど教科書などに書かれている内容とは違う事実が浮かび上がってきます。
特に埼玉県は現在ですら名産や歴史観光地が少なく、当の県民ですら(自分も含め)埼玉のアピールポイントを聞かれたら口をつぐんでしまいます。
それでもここは新しく作った島でもないし新しく人が住み着いた場所でもない。
大昔から人々が住んでいた場所だからこそ、必ず生活があり文化があり思想がある。
現にさきたま古墳の鉄剣や大宮氷川神社など、歴史のポイントはたくさんあります。
少しずつその点たちが繋がりつつあり、一つの流れが見え始めて来ています。
自分たちの祖先は必ずいて、その当時から懸命に生きてきた。
その生活を知りたいんです。
歴史と言うとたいそうに聞こえるけど、「自分のじいちゃんやばあちゃんはどんな生活・想いをして生きてきたのかな?」って考えると身近に感じられませんか?
今自分が立っているその土は、体の中に流れているその血は、自分のDNAに確実に刻まれているその情報はなんなのか。
過去を知り、過去を愛し、過去を尊び敬う事は今の自分を大切にすることに繋がります。
今の自分を愛する事でそこから繋がっていく未来を愛することができます。
自分、家族、祖先、住んでいる場所、国、この地球を愛する事ができれば、宇宙全体をも感謝で包み込むことができるかと思います。
過去(経験・歴史)は常に今の自分へ愛を贈り続けてくれている大切なパートナーだと思うと、本当にありがたいですね。
鈴木千尋