開園以来、体力測定を実施しています。
というと、何か体力づくりの
高みを目指しているように
思う方もあるかもしれませんが、
決してそうではありません。
だから、よりよい記録が出るように指導!
なんてことはしていません。
まあ、お手本というか
どんなことをすればよいのか
やって見せるくらいはしていますが。
幼児の体の動きは
体や脳の発達と大きな関わりがあります。
例えば、短距離走は
仕組みが単純なので、
体力があればそれなりの結果が出ます。
ところがボール投げなんかだと、
体の各所を連携して
動かせる発達をしていないと、
うまく投げることができません。
ですから、名前は体力測定ですが、
その結果を見ると、
その子の発達段階が
結構正確に反映されます。
どちらかというと、
その辺りに対する興味で
実施していると思ってもらってもいいです。
子どもの状況を正確に判断することで、
その子に対するより良いかかわり方を
知ることができるのですから。
さて、本日のメニューは
立ち幅跳びでありました。
「こんなんするんやで!見といてよ! ソレッ( `ー´)ノ」
「じゃあ、やってみよか!せーのーで!」
ピョン!
「よっしゃ!跳べた跳べた!」
「ココからはみ出したらあかんよー!」
そりゃそうです。一応、測定ですから。」
ピョン!
「できたねー!」
次もピョン!
「オ~、見事な着地!」
等々で、立ち幅跳びは進んでゆきました。