こんばんは、開野魔法商店 店長のアケノです。

 

 

 先週の日曜日は、二子玉川まで行ってきました。勿論お弁当を持って。今回は手間をかけて、滅茶苦茶美味しいおにぎりを作りました。

 

 

 まず使うのはこれ。安いのに加えて、本当に良い出汁が出るから。これを、130度の低温調理で1時間。

 

 

 肉と骨に分けたら、骨はじっくりと煮込み、だしを取ります。1時間ロースとしているので、灰汁は出ません。今まで知らなかったけど、肉を煮込んだ時に出るあの灰汁は、主に血液が固まったものなんですってね。

 

 なるほどそれで。だけど、1時間しっかり焼くとその血液にも熱が加わるので灰汁があまり出ないみたいです。

 

 鶏白湯スープ。やっぱり美味しいです。灰汁取りしなくてもこんなミルクの様なスープが。これと…

 

 

 味とうま味の決め手、キノコの戻し汁を入れます。

 

 

 炊き上げたものがこれで。炊くとき、調味料は何も入れません。鶏肉に味がついているし、今回作るのはおにぎりですので。

 

 

 鍋に入れたままだと混ぜられないので、鍋がすっぽり収まるボールに開けて、ご飯を混ぜ混ぜします。今回、握るときは手袋を使わず、素手で握ったのだけど。それだと、殺菌消毒する必要があるので、手に水を付ける時、水ではなくてお酢や焼酎を付けた後、塩を含ませて握る。今回はお酢を手に付けてのおにぎりづくり。塩で味付けするのと、中に好きな具材を入れて作る。

 

 あまり味が濃くない方が、稲荷ずしにするのにもおすすめ。

 

 それにしても、アケノマジックです。鍋より大量のご飯が…的な。

 

 

 大きなおにぎりが3つと、小さなおにぎりが三つ。小さいといっても、フツーサイズですね。大きいのはいわゆる特大サイズです。小さい方は、神仏へのお供えです。

 

 知ってます?

 

 よく、アンチエイジングとか言うのだけど、コラーゲンだけとか、ビタミンだけとかだと、カルシウムが不足してあまり効果がない。ターンオーバーを考えると、皮膚にはカルシウムを摂取するのが良いというのは、伊豆大島名物、飲兵衛さんご用達のくさやを美容と健康のために食べて実証済み。

 

 とくに、コラーゲンがもてはやされているけど、消化吸収は発酵たんぱく質でもあるくさやの方が断然上だったわけで。それと、くさやはカルシウムの含有量も多く、酒の肴として食べるだけでも美容効果があります。

 

 そろそろお酒をやめてから4カ月。飲んでいた時期は、居酒屋で使い過ぎで自己嫌悪。だったのだけど、この頃飲まなくなり、居酒屋入ってもあまり楽しくもないので自分で作る方に変わってきました。だって…

 

 

 南台産の大根の葉っぱの漬物。これ一つとっても、外食ででる食べ物には魅力感じなくなってきた昨今。「そー言えば」だけど、父が生きていた頃は、冷蔵庫内が変な臭いしていたのだけど、アケノが食べる物だけになった途端、乳酸発酵の甘い匂いに。

 

 中には、一昨年作ったゴーヤのみそ和えが入ってたのだけど、酵母菌発酵しててまだ食べようと思えば食べられる状態に。すごいです。

 

 こうして作ったものも、ご来店いただいた方にはお茶請けサービスで頂けます。