クビにされたときのための内部告発 -50ページ目

クビにされたときのための内部告発

品質向上についての考察をしているかのようなだましのタイトルですが、実際は恐ろしい実態を内部告発しています。あくまで匿名ですのでどうかフィクションだと思ってリークしないでください。

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さて

他の会社とは省エネに対する心構えが違います。

とうとう暴君はエアコンを禁止と側近に言ったそうです。

この日本で毎年夏は1,2を争う暑さを誇る地方都市でエアコン禁止ですって。

それでこそ暴君の面目躍如です。

良くぞ言った!

どんなに精密な測定器が置いてある部屋だろうと関係ないそうです。

結局節電したいのではなく金が無いから節電を口実にエアコンを使わせたくないだけなんですけどね。

それはみんな分かってますよ。

だって工場のエアコンはGHPといってガス駆動ですから電気は殆ど使いません。

それでもよく奴隷の皆さんは耐えていますよ。頭が下がります。

歯向かっても駄目、倒れても駄目なんです。

何しろ今暴君に歯向かったらすぐ放逐されてしまいかねないぐらい仕事量も激減して売上も激減しています。倒れても使えない奴と見なされて早晩馘首の憂き目に会うでしょう。

原因は主に暴君自身の考え方の甘さによるところが大きいとしても関係ありません。

なにしろ暴君ですから。

奴隷の皆は出荷するものが日に日に減ってきていることは薄々気付いているでしょう。

でも忙しさはあまり変わらないのも事実です。それは不良をお客様に出すたびに流出防止で確認項目が増えてやらなくてもいいような仕事は受注の量とは反比例的に増えているからです。

皮肉な話です。

もう少ししっかりしていれば・・・どんなに悔やんでも時間は戻せません。

お客様に不良品を流出してしまったらおしまいなんですよ。

よっぽど間違いの出ない仕掛けを作らない限り仕事ばかり増えて売上に寄与しないわけです。

それを放置していた暴君てなんてやさしい王様なんでしょ。
梱包担当者が決まらない~というお話

6月一杯で何人か定年延長していた方々がお辞めになりました。
そのなかである製品の仕上げと梱包の担当者も辞めました。

その後を誰が引き継ぐかで小さな揉め事がずっと続いています。
その人は責任感の強い人だったので自分の仕事はきっちりやる人で、ときどきミスはしましたが、気をつけるように諭すとちゃんと言いつけは守る人でした。その人が辞めるとわかってその辞める日の何日も前からリーダー(板長)に誰に引き継ぐんだか教えろ、でないとどうなっても知らんぞ!と唸っていました。
しかし板長は一向に動こうとしません。なぜか
わかりません。だれか奴隷をそこにあてがうと他に穴が空いてしまうのはわかります。
なにしろ労働集約型の工場なので奴隷がわんさかいます。

それでも工程の数より奴隷の数が少ないのでキャタピラーのように工程から工程へ奴隷が移動しているようなつくり方です。

結局、6月が終わり7月になりその人が辞めた後も誰がちゃんとその工程を責任をもって預かるか決まりません。

そうなってくると最初に困ってしまうのは生産管理の奴隷です。
出荷できるのか出来ないのか確認しようにも誰に聞いたらよいかわからない有様です。

挙句、板長に誰が引き継ぐのか聞きにいったら「そんなの工場長が決めるんだ」と言ったそうで、それではと工場長(暴君)へ聞きにいったら「・・・」煮え切らない返事だったそうです。

おいおい、どうするんだ。なんて無責任な奴らなんだ。
特に板長と暴君。
毎日暑いですね。
暑いのにがんばって働いている現場の奴隷たちを見ていると悲しくなってきます。

一所懸命言われたことを守って不良を見逃さないように働いている奴隷が数人。
人の意見になど耳を貸さず我が道を行き不良を出してもそんなの自分にはどうにも出来ぬと開き直って憚らない一部の奴隷。
それを許している暴君。

結局どの会社もそうだと思いますが、グレシャムの法則どおり「悪貨は良貨を駆逐する」のです。悪い奴隷が良い奴隷に買ってしまうのです。あとは暴君が英断を下して悪貨を排除できるかどうかにかかっていると思います。

そういう意味では暴君は「神」と同格であります。
「神」と同格ということは「神」のごとく精神を高めなければ正しい判断はできないでしょう。

減価償却費を一括で我が懐に入れたり、産地偽装を率先してやるような暴君では目が曇ってしまい唯一暴君だけに許された「悪貨を駆逐する」能力を発揮できません。