2026シダレークGP -Rd2!

 

埼玉は桶川で4月19日、本年1月開催された60sスロットカーレース第2ラウンド

今回の三種目は 明治屋、フォーミュラは引継がれ、MINTタミヤがMINTディノに替わった。

エントラントは前回より減ったが、ビンテージスロットカーレースは未々盛況。

その醍醐味はトミカ(が悪いと言う訳ではない)よろしくメーカーお仕着せ完成車と比ぶべくもない。

往年のマニアKND氏も見学にいらしたが、個性豊かな60sスロットカーは見てても楽しい。

↑ 前回のタミヤ(再販ボディ)クラスは、今回から長谷川ディノワンメイクに変更。

   U企画コーチワークは、タミヤSUSシャーシ(MINT製レプリ:TSAR380)+マブチFT16D

 

長谷川製 Dino166P 制作記

従前もディノ166Pワンメイクはバンプロジェクトやレーシングパラダイスで行われていた。

また”ガレージハウスくげぬま”でも仕様を(鵠沼シリコン)変えていた。

が、今回せっかくミントホビーさんご厚意で頂いたボディ、新しく架装することにした。

ボディ軽量化の穴開けは禁止だが、ディテールUPやリヤエンド開口+メッシュ貼はOK。

先ずは穴あけ作業。

開口部は、即ちプラ地がアミ模様のトコロをカッターで切り出す。

0.2g軽くはなるが、ここに金網を貼るので実質的にはイーブン。

テール下部を接着する前にタミヤシャーシのひとつ穴に合わせアクリル製シャーシーマウントを制作。

このアダプタ着脱で三つ穴の長谷川シャーシにも付け替えられる。

フロントノーズも、過去数台の経験から補強を兼ね加工した。

ディスプレイ専門の方にはご理解頂けないかも知れないが、スロットカーはクラッシュがつきもの。

シャープなスポイラーやエッジの効いた付加物はダメージを酷くするだけ。

つまりヘルメットのように ”かわす” 形状がイイのだ。

Arai=新井広武(あな、お世話になった大宮工場が懐かしい)R75理論を念頭に

スパッツ凸廻りをフラッシュサーフェイス化。

 

ライトケース内にはハセガワ製ミラーフィニッシュシートを貼り付けた。

上のフォトで 左右の光沢違いがお分かりになるだろうか。

またレンズカバーも当時モノはヒビ欠け材質ダメージがあきらか、

昔ミントホビーさんに頂いた付け爪用クリアパーツをナイフで切り出して造型。

(左) ゼッケンサークルとナンバーは、例によって手描き。

(中) ボディサイドは上下寸法が狭いので楕円にしてみたが、イビツに見えるかもしれない。

またフェラーリ跳馬エンブレムも面相筆を使ってみたが、今回うまく描けなかった。

慾をかいて前回(右)より小さくしたのが失敗だった.. 反省。

 

一方シャーシの方は、レーパラ時代よりピニオンを1t減らしローギヤリング化、

ついでにドリブン側メタルを芯出し、スポンジタイヤを1セット用意してレギュラーカーに付けた。

よく実車でも圧力が掛かるコンロッドのビッグエンドにはベアリングよりメタルが普通だし、

例えば2ストの場合なぞクランク内圧縮エアオイルミストで浮いたように軽く廻る。

小さなスロットカーでも、もちろんボールベアリングは低抵抗で使い易いが、砲金系メタルでも

センターがキッチリ出てクリアランス適正なら、メタルもスルスル廻る事レシプロエンジンの如し。

(逆に、クラッシュや経年で位置が狂うと指で廻しても重たいと感じることがある位)

自分のディノシャーシは軽量高剛性のアルミ製モーターマウントと、メタルホルダーを使っている。

(昔入手したこのメタルホルダーは バンプロ時代、皆さんにプレゼントしたが使われただろうか..)

今回は、TカーをUS氏用意のボディとセットしコースオーナーSG氏にレンタルするので2台芯出し。

メタルホルダーの収まりを片方づつ位置と廻り具合を確認、ネジを締め込んで再セット完了。

 

Russkit製 COOPER メンテナンス

前回フォーミュラクラス 3位表彰台はゲットしたが、トップグループにはジリジリ離されてばかり。

パワー不足やムラを感じたので電気系レストア。

先ず、無負荷カラ廻しでチェックすると、高回転でコミュテータ ~ カーボンブラシ間の火花が目立つ。

ブラシをはずしてみると偏摩耗が見られた。

全開-短絡ブレーキを繰り返すレース使用ばかりでは、どうしてもナラシを通り越しガタに圧しつけられ片減りする。

キレイな当り面つくるには長時間の低中回転や水中ナラシも良い。

が、今回は新品カーボンにコンパウンドを塗って細目ラウンドペーパー掛けたものに替えたら火花もおさまった。

元々ラスキット製ガイドシューは、リード線とブラシをイモネジで圧着させ接点抵抗を”0”にする理想的なもの。

その接触部のブラシにシルバーコンタクトをソルダーON、荒れて汚れた編線ブラシは新規交換。

 

明治屋エスロクヨタハチ リセッティング  >

 

レーシングパラダイス以降、桶川や大和の中低速コースに合わせ、ギヤ比とバランスウェートのアジャストを繰り返していた。

特にグリップの良い桶川では、エントラントみなウェート追加に余念がなかった。

また、桶川のコーススペックは、1/32用の大和ビッグバンと違いフルサイズで造られている。

そのポテンシャルを生かしたスリットトレース性能向上させればタイムも詰められるはず。

と、ピックアップストローク位置やガイドのハイトも変更した。

私の2台は一長一短ながら、軽さとギヤリングもあってヨタハチの方が速さを感じていたが、桶川ではすぐにテンプクする。

ビッグバンのスリップダウンとはまた違うのだが、路面もスリットも電源編線もコンディション良いハズなのにプラクティスで少し攻めて走るとヨタハチは2周持たせるのもツライ。

たとえ少々速くても、特にショートコースのサーキットでは如何なレーンアウトも致命的、ラップダウン必至だからタイムトライアル以外実戦向きとは言い難い。

一方、ホンダはレスポンス優しく約15gのウェート効果かコントロールは比較的疲れもない。

そのため、今まで本番レースではもっぱらホンダだけ走らせていた。

 

だが、コンベンショナルなアプローチではこれ以上の向上は望めないし、何よりヨタハチの加減速性能は魅力だった。

そこで今回のモディファイ;

HONDA :  加減速性能向上にバランスウェートなど調整して軽量化を計る

TOYOTA : タイヤハウスとの接触覚悟で(僅か1㎜程度だが)トレッド拡大

                      重心を下げるためバランスウェートをリヤサイドに追加

その結果は ;

HONDA: 安定感は幾分損なわれたが、加減速性能はグッと向上

TOYOTA : ヘッドヘビー感なくなりコーナーリング性能向上

 

↑ TOM氏もトヨタ+ホンダ(フォトはレーシングパラダイス)コンビだが

  今回はニューホンダで参戦された。

 

明治屋エス6・8GP

 

 

第一レースのオープニングヒート、

    左手1レーンからSG氏HON(USワークス)、FJ氏TOY、KD氏TOY、TOM氏HON、IM氏TOY、SZ氏HON

    ホンダ、トヨタ3台づつのシェア伯仲となった。 KD氏、TOM氏はニューカーで参戦。

 

(左) 最終ヒート10、一段となってスタート

     (右) トップ独走する前回のトリプルウィナー、US氏Mickey's Mini HONDA、

    ヒート8までのラップダウンから復調、ヒート9、10でべストラップマーク

 

小さな車体にフル電圧、シビアなバランスでコントロールには神経を使う。

正直なトコロ疲労感だけでなく、レース前に ”芍薬甘草湯” を飲んだのだが、

両老足つってしまった。

今回、車体イン側が浮いたことも何度もあったが運よく転覆に至らなかった。

フロントからレーンアウトした時も、先に抜けていた他車接触の反動で復帰、

またS字左右切り返しでも偶然のショートカットスロットイン..

と、正に今回はGoingラッキーストライク。

24年レーシングパラダイスで初開催以降、初めて表彰台センターを獲得。

以前US氏がマークされた、トータル90Lapsのレコードには全く及ばないが、

先ずは勝利の女神に感謝。

次回ジダレークGPは別種目リプレースとなるゆえ有終の美を月桂冠で乾杯!

 

リザルト ;

1位: 88Laps / HONDA S800 PMCS+ TOYOTA S800 TMSC/KMY

2位: 86Laps / TOYOTA S800 Black&Red /TKZ氏

3位: 85Laps/ TOYOTA S800  /KD氏

 ファステストラップ : 6.999sec /HONDA S800/KMY

  2nd ファステスト    : 7.230sec /TOYOTA S800/TKZ氏

 

MINT HOBBY ディノ ワンメイク  

 

ディノクラスは10.5Vに電圧を落して開催。

加減速はマイルドで車体も大きくシャーシはサス付き。

明治屋クラスよりリラックスできコーナーも速いからラップ数も稼げるハズ。

ひとつ懸念は、オーバーヒート。

以前のレーパラやバンプロで タミヤ 36/36Dクラスはモーターが熱を持つことは無いのに、

16Dを載せたディノクラスは結構オーバーヒートしていた。

といっても米国製ピットマンモーターみたいに触れない程ではなかったが、

ストレートが短く加減速が頻繁なショートコースではどうなるか心配だった。

 

(左) ヒート2のスタート直後、トップからKD氏-SG氏-SZ氏-TOM氏

    (右)   トップ2台は後続を引き離しデッドヒート、だがSG氏イエローディノはコースアウト

 サーキットの照明は蛍光灯ゆえ、フツーのスマホではチラついてしまう。

 シャッタースピード上げられず走行写真撮るのが困難だった。

 

まぁそんな初回ゆえの心配は杞憂に終わったものの、初回ながら参加者のレベルは高い。

我がブルーディノは、プラクティスで7秒を僅かに切って調子は悪くないと思ったのだが、

本番ではレーンアウトが多くトップグループにかなり離されてしまった。

ラス前ヒート、諦めてのチャレンジではないがファステストだけは何とか更新できた。

だが安定性については、今後の課題..。

自分のディノはボディこそ新装したが、シャーシ自体はレーシングパラダイスの時のまま。

バラストも前方僅かにあるがウェート不足だけでなくこのコースに合っていないのだ。

確かに軽い方が加減速は良いが、長丁場のレースでは それも程度問題。

(.. 次回はリヤサイドにウェート追加してみたい

 

リザルト ;

1位:92Laps / NART White /US氏

2位:88Laps / DarkBlue+AmericanStar/KD氏

3位:87Laps/ Francorchamp Yellow/TZK氏

ファステストラップ : 6.738sec /KMY

2nd ファステスト    :   6.808sec /TZK氏

 

フィナーレ   60s F1 & Indy 

 

↑ (左) 最終ヒート10、スタートでSG氏アルファがとび出すが、US氏フェラーリが逆転トップゴール

      (右)  同じく最終ヒート10、2位に入ったIM氏マクラーレン

 

タミヤリプロクラスがディノワンメイクに代わり、今回最速カテゴリーとなったフォーミュラ。

相変わらずの接戦だったが、本日の”風” は自分に味方してくれた。

前回3クラス制覇されたUS氏との競合いでも、このヒートは敵わないな..なんて思った時には

ライバルがコースアウトなど相手に救われたケースもあった。

”INDY”ジョーンズ博士並のタフさの安定感と集中力はいつも見習いたいところだが、

今回の自分は、メンタルも含めた微妙なバランスが良かったのだろう。

 

↑ ヒート3、US氏はラップダウンで5位となられたが、べストラップはわずか0.04秒差

 

結果は 前回US氏がマークしたトータル100ラップには届かなかったが、トップゴール。

またKD氏の前回ファステストも0.04Sec更新、ただ終わってみると疲労感ハンパない。

帰ったら、和製シャンパン(発泡酒)飲み過ぎに注意かな..

 

    リザルト ;

1位:  98Laps/ FERRARI 156+COOPER T60/KMY

2位:  95Laps/ LOTUS CLIMAX/KD氏

3位:  94Laps/ FERRARI 156/US氏

ファステストラップ:   6.508sec /COOPER /KMY

2nd ファステスト    :   6.618sec /FERRARI /US氏

 

次回のフォーミュラクラスには、何と更に先祖返りした50sINDY追加!

カーチスワンメイクにRevell SP90とキットシャーシの組合せとなる。

NASCAストックカーのような重量車+ソリッドタイヤ的迫力とはまた違う迫力あるコーチワーク。

勿論、今回の60sフォーミュラのコーナーリング命、みたいな操作感とも違うはずだ。

トルクフルな36DベースのPUに軽量なシャーシ、Revell又はバンプロ製ホイル&タイヤ。

車体もモーターもタイヤも大きくなって、所狭しと加減速コントロールが忙しくなるだろうか。

次回のレースレポート、乞うご期待!

  ⇒ 新カテゴリ:INDY500とRevell SP90

 

(0506訂正更新)