夜中、僕はなんとなく眠れずにいたんだけど、眠ってる彼女が珍しくぎゅってくっついてきた。

ドキッとした。

「…起きてんの?」






どうやら眠ってるらしい。

無意識なのかぁ…かわいいなぁ。なんて。

そんなこと思っていたら


「……くん…」

はっきりとは聞こえなかったけど、昔、僕のことを呼んでくれてた呼び方が聞こえた。

これははっきりと寝言だ。

寝てる時なら名前で呼んでくれてるんだな、なんて思いながら、ふと急に恥ずかしくなって布団にもぐった。


布団の中で彼女の寝顔をみる。

愛しくてたまらなくなり、そっとおでこにちゅってして仕事があるので眠ることにした。


朝起きて、寝言言ってたよって言ったらなんて言うかな?

ほっぺ赤くして照れるかな?
なんて言ってた?って焦るかな?

そこで、僕のこと呼んでたよって言ったらどんな顔するのかな?

でも、そんなこと僕が照れちゃって言えないや。

おやすみ、また明日笑顔をみせてね。