藤枝ＭＹＦＣ １－０ 栃木ＳＣ
少し前の話ですが、９月初めに藤枝総合運動公園サッカー場まで観戦に行ってきました。
藤枝ホームのスタジアム観戦は今シーズン初で。
やっぱり、スタジアム観戦は臨場感があって楽しい。
【藤枝】
矢村 千葉
（アンデルソン）
梶川
（浅倉）
大曽根 新井 瀬世 ヨモマルコム強
（シマブク） （河上）
中川 山原 久富
（鈴木）
北村
試合は終始、藤枝ペース。
後半、矢村が先制点を決め１－０で藤枝リード。
藤枝はその後も攻め続け、１－０で勝利。
対する栃木は降格争いの真っただ中。
粘り強い守備からのカウンター攻撃が持ち味。
この試合はアウェーの藤枝で勝ち点を得る為にポゼッションは捨てカウンターに徹していました。
ホームの藤枝からすれば、藤枝が面白いほどにゲームを支配。
藤枝の選手は足元のボールコントールが上手く、パスの出し手と受け手の息も合っており、子気味良くパスが繋がり。
ポジションチェンジも目まぐるしく、大曽根が攻め上がったら矢村が中盤右のポジションに入る等、戦術面で連携が高度でした。
そして、チームの中心はトップ下の梶川諒太。
トップ下ですが、特にポジションは定まらず、常に走り回ってフィールドのスペース埋めてパスを受け、パスを受けたら今度は精度の高いパスでゲームメークを行い。
梶川諒太は昨シーズンのＪ２の昇格プレーオフでＪ１昇格を決めた東京ヴェルディから今シーズンＪ２藤枝に移籍。
年齢を考えると、Ｊ１で試合をさせてやりたかったなあ、と。そう思える程に良い選手で。
藤枝は、昨シーズンのチームの中心だったゲームメーカーの横山暁之を同じくＪ２のジェフユナイテッド千葉に放出。
横山選手は若く、非常に上手く、更には小柄で華奢なのに攻守で物凄く頑張っておりました。
若いファンタジスタの横山選手を放出し、超ベテランの技巧派・梶川選手を獲得したのですが。
タイプは横山選手と異なりますが、梶川選手もまた非常に良く。
梶川選手は、年齢を感じさせぬほどに運動量が非常に豊富で。
若い選手に比べればスピードは劣りますが、常に動き回り、時にはパスを要求して前線でダッシュをしたり。
ベテランらしくクールで飄々としておりますが、パスをもらいにアンカー的な位置までやってきたかと思えば、前線でダッシュしており。
ひとたびボールを持てば、精度の高いキックでチャンスを造り。
とにかく良い選手です。
また、中盤の新井・瀬世の元・鳥取コンビが非常に渋い活躍を見せ。
昨シーズン、ＦＣ大阪から加入し直ぐにチームの中心となった西矢健人選手は、直ぐに移籍してしまい。
それは仕方が無い。新天地での西矢選手の活躍を祈念しておる次第。
新井・瀬世の中新盤にも期待が持てました。