【速報】ムーディーズ、ソニーの格付けをジャンク債に引き下げ | 適当更新ゲハにゅ

適当更新ゲハにゅ

有題無題ゲハにゅ

sony_moodys.jpg
個人向け社債においても投資不適格、倒産は時間の問題


【速報】ムーディーズ、ソニーの格付けをジャンク債に引き下げ

ムーディーズ:ソニーをジャンク級に格下げ-収益性回復に遅れ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N01VPR6K50XT01.html


 1月27日(ブルームバーグ):格付け会社ムーディーズ・ジャパンはソニー の発行体格付けと長期シニア無担保社債格付けを「Baa3」からジャンク級(投機的格付け)の「Ba1」に引き下げたと発表した。格付け見通しは「安定的」とした。
 格下げの理由としてムーディーズは、ソニーがいくつかの事業分野では引き続き収益性を確保しているものの、「全体の収益性を改善・安定化させ、信用力を投資適格等級に相応する水準まで短期的に回復させる上で、困難に直面している」点を挙げた。特にテレビとパソコン事業が「財務上の課題」で、厳しい競争と製品の陳腐化に直面しているとの見方を示した。
 ムーディーズは昨年11月にソニーの格付けを投資不適格に引き下げる方向で見直すことを明らかにしていた。
 ソニーは昨年11月に新型の据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」を北米市場などに投入、ライバルのマイクロソフト と年末商戦を競った。しかし、スマートフォン(スマホ)の普及に伴いゲーム事業の将来に不安が広がってるほか、コア部門であるテレビ、携帯電話、デジタルカメラなどエレクトロニクス事業も収益が下方圧力にさらされている。
 ソニーの広報担当者、高橋裕美氏は今回の格付け変更について「コメントを差し控える」と述べるとともに、「今後とも当社の事業や財務状況について説明を続けていく」と語った。
 大和証券の綾田純也アナリストは「格下げ方向で見直されていたので、格下げはある程度予想されていた」とした上で、「年末商戦が厳しかったとみたのではないか」と述べた。
 一方、BNPパリバ証券の中空麻奈チーフクレジットアナリストは決算発表前の「この時期の格下げはネガティブサプライズ」とし、社債保証コストが上昇する恐れがあるとの見方を示した。



ジャンク債とは?

債券格付けで投資不適格とされた債券。格付けではBBB(トリプルビー)未満。ハイイールド債とも呼ばれる。償還や利払いが不能となるデフォルト・リスクは高いが、一方で高い利回りを期待することができる。1980年代にはM&Aのための手段として使われたが、償還不能となる例が続出して発行は減少した。日本では96年以降、適債基準が撤廃されたことで、格付けの低い中南米や東欧の円建て外債の起債が行われた。日本国内の社債などでは、発行後に投資不適格となった例はあるが、最初からジャンク債として発行された例はない。



黒字化必達へ“死中求活” ソニー恐怖の無期限リストラ実施
http://npn.co.jp/article/detail/82089283/


 昨年11月1日、ムーディーズはソニーの長期信用格付けを引き下げる方向で見直すと発表した。現在、ソニーの格付けは投資適格ランクでは最下位の「Baa3」で、もし引き下げられれば投機的水準を意味する「ジャンク債」に転落し、社債発行など市場での資金調達は厳しくなる。
 「皮肉なことに、ソニーは売上高の7割近くをエレキ事業が占めている。それが慢性的な赤字垂れ流しに陥っているため、ムーディーズが『どん底脱却の処方箋を描けなければ本当に引導を渡すぞ』とけん制した。これに慌てた平井社長が捨て身の人員削減策に訴えたと理解すれば話は早い。「希望退職」に名を借りた苛烈リストラのアリバイ工作さえしておけば「ムーディーズが牙をむかないだろう」との打算が平井社長にあったとしても不思議ではない。



 ソニーはいつも金に困って借金してる。金貸す方としては貸した時契約どおり利息付いて返ってくるか気になるわけ
無事返ってくるか審査してるのが格付け。ソニーに貸しても返ってくるかどうか不確実、ギャンブル扱いと評価された。

http://www.moodys.co.jp/PDF/10000/PR_4352_P.pdf

ゲーム分野の収益性は、プレイステーション 4 の投入により改善すると予想されるが、2010 年にみられたような収益水準には達しないとみている。


ソニーゲーム部門
2010年 売上 7982億円 営業利益 465億円
2011年 売上 8050億円 営業利益 293億円
2012年 売上 7071億円 営業利益 17億円
 
 2010年というのは債務超過を帳消しにするために一度SCEを解散してソニー本体からテコ入れをやったって年。その水準程度の収益性しか無いというのはもうゲームは完全にお荷物状態って事。

 年末の「PS4爆売れwwww」の世界規模のハッタリアピールも、任天堂赤字でオワタという他社超ネガキャンも、すべてはジャンク債指定を回避するためのものだった。自社を限りなく大きく見せ、競合他社を限りなく矮小化してみせるというネット工作が世界規模で行われた。そのためにつぎ込まれた資金は1000億円といわれている
 まあ、けっきょく全て無駄に終わったわけだが、ホントだとするとやっぱりソニーにゲーム業界に要らんわ。こいつらが活動するだけで、真面目なソニー社員全てが迷惑をかぶりまくる。

 普通にPS4は発売初期は逆サヤだって発表済なんだから、今何百台売れたってそれが直接利益にならないどころか赤字が増えるってだけであって、その本体売上によって引きずられて得られるソフト売上とオンライン有料課金のほうが大きな収益であるはずなのに、そっちに関してはまったく発表がない。


【速報】ムーディーズ、ソニーの格付けをジャンク債に引き下げ

フェリカの真実 ソニーが技術開発に成功し、ビジネスで失敗した理由

¥ 1,050
ある意味で、プラットフォーム戦略で書かれていることの正しさを証明するかのような内容です。本文中で登場する、日下部進氏の行動力とビジネスセンス、技術に裏付けされた視野の広さに感銘を受けますが、必ずしもそのような人物が会社的に評価されない、日本企業に幻滅しますし、日本企業の将来への危うさを感じざるを得ません。ソニーの停滞ぶりは、グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた
さよなら!僕らのソニー (文春新書)

¥ 872
ソニーがヒット商品を生まなくなったわけ
 創業60年を過ぎたソニーの、特に90年代以降の「変質」を描く経済ノンフィクション。著者によると、井深、盛田両氏が牽引した「技術のソニー」の経営の実権が大賀氏、さらに出井氏、ついにはストリンガー氏と変転していくなか、ソニーの企業体としての性格は大きく変わっていった。ことに、本流だったはずのエレクトロニクス事業(「エレキ」と呼ぶらしい)が「ハードとソフトの融合」などの「お題目」によって名実共にないがしろにされ始め、ヒット商品が少なくなり、やがて人材の流出を招くに至る、という低落・委縮・弱体化傾向は21世紀に入って以降も続いているという。
成功は“ランダム"にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方

¥ 1,785
私たちはどうやったら、成功できるのだろう? マルコム・グラッドウェルは『天才!』にて、1万時間をやれば誰でも天才になれる例をあげている。このアイデアは、K・アンダース・エリクソンの研究をもとに誕生したもので、バイオリンには才能は関係なく、どれだけ練習に費やしたその時間が優れたバイオリニストと名バイオリストの違いを産んでいることに気付いた。確かに、テニス選手を見ても、チェス、バスケットボール、野球など、ある程度ルールの決まった分野ではこの法則が適用され、成功した選手が多数いる。
日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ

¥ 800
日本型ものづくりの「技術」とは何か
日本メーカー、特にソニー、シャープ、パナソニック、NEC、日立、三菱電機などの電機メーカーは、サムスンやアップルなどに敗退している。なぜ、日本型ものづくりは世界で勝てないのか。その理由を考察した一冊。筆者の湯之上氏は、日立製作所入社から16年にわたり半導体の開発に従事した、日本のものづくり現場を熟知した人物である。湯之上氏は、日本企業の問題点は「イノベーション」の捉え方にあると指摘する。