僕は、麻雀が好きだ。いや、もう過去形で表現すべきかもしれない。
昔から、勝負事は好きだった。
トランプ、花札、将棋、オセロetc.
主な相手は兄貴だった。
どれをやっても兄貴は強く、家で勝ったためしはなかった。
「僕は弱いんだなぁ。」そう思っていた。
でも、それは間違いだった。
友人とやると、まぁ負けない。
将棋は、小学校の時クラスに一人勝てない奴がいたが
中学では、負けなしだった。(今思うと、うちの中学は弱すぎでしたが)
高校では、トランプ。
大富豪やページワン、ドボンなど、友人とやる。
やはり、そうそうは負けなかった。
ファミスタもやった。学校帰りの友人宅。ボンバーマンもやったな~。
なつかしいな~。
大学に入って、友人たちが麻雀を始めた。
ルールのわからん僕は、最初は興味を示さなかった。
「おまえも入れよ。やればわかるさ」と言われ、やってみた。
役も知らない僕は、当然の如く惨敗。
悔しい。悔しすぎる。
「明日、もう一回やるぞ」と言われ、
その日のうちに、麻雀の本を買って、
バイト中、黙々と読んでルールを頭に叩き込んだ。
翌日。勝った。
みんなが何を狙っているかが、わかる。
どの牌を切ればアガリに近いかが、わかる。
思考の分岐点で、どちらに行くべきかの判断が、ことごとく当たる。
その日から友人たちは、僕と麻雀をしたがらなくなった。
実際、あの頃の僕は強かった。
大学時代は、かなり麻雀をやったな~。
卒業し、年に2~3度しかやらなくなった。
今はもう あの情熱は ない。
友人との楽しい時間を過ごすだけだ。
これが大人になった、ということなのか?
ちょっと寂しくもある が あの情熱は 戻らない。 (←セピア色^^)
今日、久々に友人たちと麻雀をするかも。
勝てるかな?
もう徹夜マージャンは厳しいお年頃の バル でした。