腎臓移植をしてからでも

悲しいことに

過食は変わらない

そもそも移植後は

薬の影響で食欲が増すので

体重増加には気を付けないといけなく

外来でも

体重を計ってドクターのチェックは入るが

 

 

やはり私の食べ方は

過食症そのもの

摂食障害真っ只中の頃よりは

落ち着いているけれど

 

ずっと私の人生

過食している

 

その時々で

私の過食の意味づけが変わっていることは確か

 

昔は

現実逃避のための過食

今は

身体が健康になったので

ある意味エネルギーが有り余っているのだと思う

オペ後3か月くらいは

うちにいるし

傷跡も痛むので

フルに動けていないので

エネルギーがくすぶっている感じがする

 

食べるって

すごくエネルギーに満ちた行為

 

死にたいと言いながら

食べていた時も

実はめちゃめちゃエネルギーが

余っていたんだよね

 

そのエネルギーを

今苦しんでいる人も

創造性や行動力という形で

発揮できればいい

 

最近私は

自分に対して

過食は身体に悪いことだと

はっきり言うことで

過食を回避出来ている日もある

 

 

若いうちはまだいいけれど

歳を重ねると

過食は糖尿病のリスクや心臓病のリスクを上げる

コレステロールや中性脂肪高くなるから

 

食べたければ食べればいい

 

そんな助言しか

私は聞いてこなかった

 

確かに

あの頃の自分は

本当に過食や食べ吐きを止めることなんて

あり得ないことだった

 

でも

やっぱり

ダメなものはダメなんだ

身体に悪い事なんだと

現実的に向き合うことが

現在の私が

過食がまだある中で

少しマシになった要因だと思う

 

身体に悪いから

過食を治せという言葉は

渦中にいる人の

段階によっては

剣と化すだろう

 

でも

もしあなたの近くに

本気で助けたい人が

摂食障害で過食や下剤乱用など

明らかに身体に負担がかかる行為をしているなら

 

それはしっかり伝えてあげてほしい

 

その人の命や健康を

救うためにも

 

やはり

私のように

最終的に末期腎不全になるくらいなら

どこかで

ストップをかけてあげてほしい

タオルを投げてあげてほしい

 

今は

過食をしたら

必ず身体を動かす

 

食べて吐いてチャラにするとか

食べても太らないように楽してなんとかするとか

 

健康を考えた時

歳を重ねた時を考えた時

 

苦しいのは本人なんだよねえ

 

私も

この有り余るエネルギーを

早くうまい具合に循環させたくて

どうしたらいいのかな

って

 

そこまで考えられるようになった

 

たくさんの

可能性のほんの一握りの私のオピニオン

誰かが辿り着いて

気に入ってくれたら

私はリボンをつけて

素敵な包にお入れして

笑顔で差し上げる

私のエネルギーを受け取ってくれて

ありがとう