【夢に出てきてくれるかな?】
やっと、定期テストが終わりました(笑)
さてさて。
最近だんだん暑くなってきて、寝苦しくなってきてはいないでしょうか。
今回は、そんな中でも、
「寝るって素敵ね(´▽`*)」
と思えるような、少し昔の夢のお話をします。
皆さんの夢の中に、愛するあの人が出てきてくれたとします。
皆さんは、どう思いますか?
なぜ、あの人が夢に出てきてくれたのでしょうか?
現代人
「私が、あの人のことをとても強く想っているからね……。そんなにも私は、夢中になってしまっているのね」
奈良時代の方々
「あの人が私のことを想ってくれているからね! 私の夢に出てくれるほど、私のことを恋い慕ってくれているのね!」
じゃーん。
これが、万葉集の歌の中ではおなじみの、
名付けて
「わがまま夢パターン」!
相手が自分のことを想ってくれているから、夢に出てくる。
このパターンが、奈良時代に詠まれた歌の中では多いんです。
※逆のパターン、すなわち「自分が思っているから出る」の方もあります。両方あるんです。
ですから、
「あなたのことが夢に出たの。私を想ってくれているのね、ありがとう」
という歌もあれば、
「君、最近夢に出てきてくれないじゃないか。僕のこと嫌いになった?」
もあり、
「あなたのことをずっと想いながら寝たの、どう、あなたの夢に私は出たかしら?」
もあります(笑)
今日の皆さんの夢に、あの方は出るかしら?
では次回、愛するあの方を夢に見る方法をご紹介!
ではまた(^^)/
わらび