【義経おだまき最終章】
前回で、義経が亡くなってしまいました。
取り残された愛人の静御前の話をします。
義経が逃げた後、頼朝につかまってしまい、
頼朝「お前、踊り子なんだよな。鎌倉幕府成立をお祝いする会が今度あるから、踊れ」
と命令されます。
静御前からしてみたら、愛する義経の敵を祝さなければならないということ。
屈辱以外の何物でもありません。
でも、断ったら殺されてしまいます。
静御前は、意を決しました。
鶴岡八幡宮で、こう歌いながら、全身全霊を込めて踊ります。
「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人のあとぞ恋しき」
吉野山の雪を踏み分けて去っていった義経様が、恋しくて恋しくてたまりません……
「しずやしず しずのおだまき 繰り返し むかしを今に なすよしもがな」
しずか、しずかと義経様が呼んでくださっていたあの頃、また戻れたらよいのに……
(おだまき:機織りの時に糸を巻き付けておくもの。何度もまいて、何度も機織りをすることから「繰り返す」の縁語です。花の「オダマキ」は、形がこのオダマキに似ているところから)
あろうことか、義経を恋い慕う歌を、堂々と歌い踊り上げたのです。
もちろん頼朝は激怒。しかし、頼朝の妻がこう言いました。
「頼朝様。わたくしは、あなたさまと一緒になりたくて、駆け落ちをした身でございます。わたくしは、静御前の気持ちが、痛いほど分かるのです」
そう、頼朝の妻は、禁じられた恋に身を焦がし、駆け落ちをしたんです。(頼朝とね!)
だから、静御前の、引き裂かれるような思いが分かったのです。
頼朝は怒りをおさめ、見事な舞に称賛を送ったといいます。
はーーー(´;ω;`)
これが書きたかったんです……(*´Д`)
ではまた(^^)/
わらび
