つれづれにっぽん52 【義経おだまき最終章】 | つれづれ にっぽん

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にっぽんの神話を、エッセイ風に書いています。

【義経おだまき最終章】


前回で、義経が亡くなってしまいました。

 

取り残された愛人の静御前の話をします。

 

義経が逃げた後、頼朝につかまってしまい、


頼朝「お前、踊り子なんだよな。鎌倉幕府成立をお祝いする会が今度あるから、踊れ」


と命令されます。

 

 

静御前からしてみたら、愛する義経の敵を祝さなければならないということ。

屈辱以外の何物でもありません。

でも、断ったら殺されてしまいます。

 

 

静御前は、意を決しました。

 

 

鶴岡八幡宮で、こう歌いながら、全身全霊を込めて踊ります。

 

 

「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人のあとぞ恋しき」

 

吉野山の雪を踏み分けて去っていった義経様が、恋しくて恋しくてたまりません……

 

 

「しずやしず  しずのおだまき  繰り返し むかしを今に なすよしもがな」

 

しずか、しずかと義経様が呼んでくださっていたあの頃、また戻れたらよいのに……


(おだまき:機織りの時に糸を巻き付けておくもの。何度もまいて、何度も機織りをすることから「繰り返す」の縁語です。花の「オダマキ」は、形がこのオダマキに似ているところから)

 

 

あろうことか、義経を恋い慕う歌を、堂々と歌い踊り上げたのです。

 

 

もちろん頼朝は激怒。しかし、頼朝の妻がこう言いました。


「頼朝様。わたくしは、あなたさまと一緒になりたくて、駆け落ちをした身でございます。わたくしは、静御前の気持ちが、痛いほど分かるのです」

 

 

そう、頼朝の妻は、禁じられた恋に身を焦がし、駆け落ちをしたんです。(頼朝とね!)

だから、静御前の、引き裂かれるような思いが分かったのです。

 

頼朝は怒りをおさめ、見事な舞に称賛を送ったといいます。

 

 

 

 

はーーー(´;ω;)

これが書きたかったんです……(*´Д`)

 

 

ではまた(^^)/

わらび