2017年(平成29年)3月某日
特定教習 1日目
今日は以前申し込みをした特定届出教習所へ。
場所は都内某所。
9時に来てほしいとのことだったが8時前に最寄り駅に到着してしまった。目的の教習所はここから徒歩3分ほど。とりあえず場所を確認しておこう。
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おかしい。地図で示された地点を歩き回っても教習所らしき建物が見つからない。あるのはマンションだけ。
住所を見る限りマンションの一室というわけではなさそうだが…と思い住所を調べ直すと正式な住所が出てきてそこにはちゃんと○丁目○番地○号○○マンション○○○号室とマンション名が。
結局マンションかい(笑)
そしてそのマンションの裏手に回ると目的の教習所はあった。
・・・しかしまあ見た目は本当にマンションの一室である。
しかも大通りから細い路地を入ったところにものすごく小規模なテナント(?)のような佇まいであるため本当に分かりにくい。入り口の看板に初心者マークが貼ってあるのでようやく分かった。
うーむ・・・
入りづらい雰囲気。(笑)
というか電気がついてない。
そもそも9時に来るよう言われてまだ8時10分ほどである。さすがに早すぎるので、近くのコンビニで軽食を買い、もそもそと食べながら待つことにする。
すると例の裏路地(?)の植え込みの淵になってるところに1人の男性が座っていた。
こんな裏路地で何をしているのだろうか。(側から見たら私もだが笑)
まさか今回共に特定教習を受ける同志だろうか。
見た目は40代ほどに見える。
私との歳の差にビビり、声をかけるのを断念。(コミュ障)
少し離れたところでおにぎりを貪る。
そして8時45分くらいにもう1人男性が裏路地に入ってくる。
50代ほどだろうか。
教習所に気づくなり覗き込んでいる。
ははあ。私を含めたこの3人こそが今日特定教習を受ける同志なのだろう。
気付けばもう中に人がいるようだ。
時間もいい感じなのでようやく中に入る。
入り口を入ってすぐスリッパに履き替え中に入ると本当にただのマンションの一室である。(失礼)
受付(のようなテーブル)で氏名を告げ免許証を提出、講習料金を払い奥の部屋へ。
長机とホワイトボードが置いてありさながら塾のよう。ここで3人が正式に顔を合わせ挨拶をする。やはり同志だった。(笑)
まず最初は危険予測のシュミレーター。
これ苦手なんだよな。すぐ気持ち悪くなってしまう。
シュミレーターの内容は二種特有なものなようでお客さんも乗せる。
しかしシュミレーターの意図は分かっているつもりだが目的地に辿り着くまでに回り道しまくるのがアホらしくてしかたない。
おまけにシュミレーター特有のトラップが一種のそれより巧妙である。
そして5分ほどやって酔ってくる。今日はシュミレーターを3時間ほどやるという。
帰りたくなってきた。(笑)
途中何回かあとの2人と交代する。
その間私は放心状態。(笑)
一通りシュミレーターをやると今度は実際に外へ出て運転するという。
教習所を出て外の空気を吸い少しだけ体調が良くなる。
にしても教習車はどこにあるんだろうか?
このマンションに駐車場らしきものはない。
指導員のおっちゃんが
「少し歩きます」
といって我々3人を連れてどこかへ行く。
2分ほど歩いただろうか。
さっきまでとは別のマンションに入り、転車台のある立体駐車場のところへ行く。
まさか…
そして私が運転席に座るよう指示される。
まじかあ・・。もう少し体調が戻ってから乗りたかったが仕方がない。
しかし教習車がプリウスなのは、私にとってはいい練習になるので幸いである。
早速乗り込み外へ。
試験ではないのでピクニック気分である。
技能試験後の取得時講習と違って、今回は試験前ということで直前停車や指示停車の練習をしたり細かいポイントを教えて頂く。かなり得した気分である。
交代しながら教習所周辺を30分ほどぐるぐるまわり帰る。
そして昼休憩では受講者3人と指導員の4人で一発試験の情報交換をする。
そして午後は座学であらためて試験のポイントを教えて頂き1日目は終了。
非常にためになることばかりで、特に府中の試験コースについてもいろいろ教えて頂いた。
特定教習を選んで大正解である。
明日も9時集合とのこと。
2日間とも同じメンバーで受けるようだ。
それではまた明日と解散。教習所を後にした。
普通二種免許 一発試験挑戦記⑥へ続く