香りが全然違う
7/11・木
曇り時々雨。
久々に獄暑から解放される。
リビングの窓から涼しい風が入り、エアコン、扇風機無しでリモートワークにいそしめた。
さてこれは昨夜のこと。
毎週水曜夕食は私が担当。
昨夜のメニューは「麻婆丼」
「角逞屋」のインスタントだが、香味ペーストと追加の鶏胸挽肉で「ひと手間」。
それだけで味と食べ心地が一層深まる。
実は昨夜、試しにもうひと手間を実験してみた。
以前牛肉を使った際、脂身が結構多かったのでそれを切除。
(年齢のせいもあるが、私は脂身が苦手)
そのまま捨てるのも勿体なかったので、炒め用脂としてビニール袋に入れ冷凍庫で保存。
今回、その牛脂で鶏胸挽肉を炒めてみることにした。
早速フライパンで牛脂を加熱。
脂を取り出す。
既にキッチンは牛肉風の香りでいっぱい。
リビングにいたカミさんも
「牛肉炒めてんの?」
と尋ねる程。
で、完成した麻婆丼。
見た目は今まで作ってきた麻婆丼と変わらず。
でも香りは「牛肉」。
淡泊な鶏胸挽肉の筈なのに牛挽肉を食べたような錯覚。
香りだけでここまでイメージ変わるんだ。
新たな発見。
そういえば昔読んだ4コマコミック『OL進化論』でも似たようなネタがあったっけ。
課長さんのお昼の弁当、なんと「マツタケご飯」。
驚いた課長さん、でも間違いなくマツタケの香り。
で、実食すると味と食感で
「シイタケご飯のような?」
実は奥さん、炊き込みご飯を作る際、炊飯器に「松茸吸い物」の粉末を投入。
香りだけは「マツタケ」の『秘技・マツタケもどき』をしたお話。
ウナギのように「香り」だけで食べられる。
その実証でした。