ま、それがベストとは言わないが
7/9・火
今日も首都圏は熱中症アラート発令。
相変わらず危険な暑さ。
私は扇風機をかけて在宅リモートワーク。
が、さすがに午後になると気温上昇で限界。
「除湿」を入れて凌ぐことになった。
さて本題。
今年になり、開発本部長に別会社から移籍してきたガンセキ氏(仮名)が就任。
でも移籍早々というのも色々問題あると思う。
何しろ、うちの社のルール、慣例といった物をよく知らない。
そして前の会社のやり方を通そうとしている。
例えば、外部から購入、取り付ける部品。
そのネジ穴のピッチが70.65×53.65㎜と中途半端な寸法。
因みに25.4㎜(=1インチ)で割っても割り切れない変な数字。
でもインチネジ(ユニファイ)は直径が5/16インチ、5/8インチ、7/16インチと言った変な分数が多い。
これもその系統?
ホント、インチ系はその思想がわからん。
話を戻し
ネジの山径に対し穴径は大体0.2㎜程度の余裕を持たせるので、0.05㎜は誤差レベルと判定。
ネジ穴のガタが大きいんだから、0.05㎜なんて吸収されちゃう。
なので切り上げか四捨五入で0.1㎜オーダーの寸法に丸めるのが通常。
ところがガンセキ氏、
「指定通りにできない?」
と聞いてくる。
いや、出来ますよ。
でも0.05㎜オーダーで指定すると加工や検査で面倒になり、コストに効くと思うんですけど…
どうもこのガンセキ氏、うちの会社にまだ順応しきれておらず、自分の経験を押し通そうとしている。
確かに「郷に入っては郷に従え」は完全・完璧とは言えない。
もっといい方法があるかもしれない。
でも、何でもかんでも「前の会社の方法」と我を通せば、みんなが嫌がると思いますよ。
それこそ
「そんなに前の会社のやり方がいいなら、前の会社に戻ったら?」
と言われてしまうかも。
ま、大人だから誰も言わないけど。
そういや、40年以上前。
小学校の道徳ビデオ「みんなともだち」で似たような話があったな。
「前の学校」というサブタイトル。
新学期、クラスに転入してきた女の子が何かにつれ
「前の学校ではああだった、こうだった」
と言って今の学校と比較。
それが執拗に繰り返され、前の学校自慢に聞こえクラスから総スカン。
どんなに前の場所がよくても、それを自慢したり無理やり変えさせようとすれば、そこにいて順応している人から嫌がられる。
相手のことも考え、新しい場所に順応することが大事、というようなお話だったかな?
アンちゃんは新しい動物園にすっかりなじんでいるね。