オーディオはやはり電源が最重要ということが改めて実感。
以前Naim42.5の電源を通電してみんべさん、Sさんブログを見て試したところ、その差に驚く、変更した時の差が大きかった。
KMEからオリジナルで使用されているルビコンに交換した。このときから整流コンデンサーはルビコン一筋になった。
小さい2つの丸に使用しているコンデンサー。
パワーIC直近のコンデンサー。
このコンデンサの影響は大きい
最初はKZを使っていたが、上記のハイブリッドHXAに交換したとき、アンプの性格がかなり変わった。
どちらもアリな音ではあるが、当時はHXAの方が好みだった。
ここをLINNオリジナルに使用されているルビコンのTWSS CEW
に変更すると、またアンプの性格が変わる。
パワーICのNFBに使われている黄色の四角い4pcs使用しているコンデンサーも標準のタンタルからKO-CAPに変えると
これも大きく変化する。
最後にはKO-CAP以外はオリジナルと同じになっている。
やはりオリジナルの部品は、理由があるというのがよくわかった。
今回パワーアンプ変更でスィッチング電源を使ってみたのだが
通電してみんべさんのSW電源を見て、少しエッセンスを頂き
それなりのフィルターを作成した。
整流コンデンサーも今まではLR合わせて10,000uf*4pcsを使用していたのだが、今回は3300uf * 12pcsに置き換えてみた。
10,000ufと3300ufのESRは未公開なので裏付けは無いし、スィッチングとトランスの同じ土俵で比較はしていないのでなんとも言えないが、現状マイナスは無い。
パワートランジスタ直近のコンデンサーもKEMETの導電性高分子にしているが、これも影響は大きいと思う。
TDA7293,LM4766を使ってきたのだが、このパワーIC系は
チューニングである程度まで改善できることがわかった。
逆にチューニングがそこそこでも、それなりに鳴る。抵抗をSMMに変更した差はブラシーボレベル。
しかし、パワートランジスタを使ったパワ=アンプの場合、電源・カップリングの影響は、かなり大きいような気がする。
通常はサランネットをつけているので、見苦しさは無いのだが、
このフォステクスのウーハーを使用したSPであるが
今回のアンプでかなりのパフォーマンスを見せてくれる。
しかし、いかんせんBOXが小さすぎる。
3Lも無い。
吸音材を多めに入れて密閉に近いバスレフにしており、低音は割り切っていたつもりだったが、今回のアンプでかなりレベルアップしたことから、BOXを変更する案を考えている。
既製品をチョット削れば4,000JPYで15mmのMDFを使用した6L
が買える。
さらに、この端子を使って当面はネットワークを外付けで使用して、その後マルチが出来る ^^; 2つで1000JPY程度
マルチ展開で考えているのは中国のガレージメーカーで出している、このチャンネルデバイダー。
USB、同軸、光のデジタル入力が可能で、デジタル入力をそのままDSPで帯域分割・EQの変更が出来る。
完成品の4wayバージョン、有機ELの表示パネル 13000JPY
今回のアンプをもう一台作ったら約10,000JPY
23,000JPYでデジタルDSPのチャンネルデバイダーが出来る魅力に惹かれる、
日本で有名なBEHRINGER CX2310は20,000JPYを超える。
気になるところは
アナログ入力->デジタル変換->DSP->アナログ変換だし。
さらにXLRコネクタの問題もある。
これはとりあえず置いておき、しばらくは現状。
その後、スピーカーBOXを変えてみようかと。