Marantz SC-7S2 コピーモデル から Naim NAC42.5 - 3 | 中国生活 from shenzhen

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中国在住すでに22年、何をやっているのか、、、。

かなり良い感じになってきたNaim NAC42.5コピーモデル。

 

 

Mark Levinson JC-2 コピーモデルと比較してみると

カップリングは ECPU 1.0uf に変更。

電解コンデンサーにはアセテートテープを貼り付けている。

 

 

両方とも比較してみると、どちらも同じ傾向の音になって来ている ????

オリジナルは、共通点などは無く、全くの別物だったのだが。

トランス、整流ダイオードなど電源は違うし、AMP回路方式も違う。

共通点と言えば、下記の2項目のみ

整流コンデンサ : ルビコン 型番・容量・耐圧は違う

デカップリング : KO-CAP 容量・耐圧は違う


なぜかは解らないが不思議な現象、出てくる音に微妙な差があるのだが

背景の静かさはNaim NAC42.5が上。

聴いていて楽しい感じはMark Levinson JC-2がやや上であるが

集中しないと聞き逃す様な差。

どちらも極上の音を聞かせてくれる。

 

しかし、このまままでは見た目が悪いし、余計な電源も付いているので

整理することにした。

 

 

Naim NAC42.5は、出力に付いていたリレーは撤去。

デカップリングをKEMET220uf 40vの導電性***に交換しておく。

このデカップリングは無くても良いかもと思ったのだが、どうしても捨てきれず。

 

 

このVOLは中国のガレージメーカーが台湾YAGEOのチップ抵抗を使ったSTEP式のVOL。

32元と高くはないが圧倒的なコストパフォーマンス。

今はほとんどこれにしている。

左の2つがガレージメーカー性、右がALPS16型、

 

 

本当は分圧式の方が理論上優れているが、

巨大になることと、価格も250元と一気に跳ね上がる。

一度使ってみたが、SWの感触が「雑」で高級感は「ゼロ」

音質差は若干感じられるが、8倍の差は見いだせなかった。

 

トランスの隣にプリアンプ基板は、配置したくは無いし

信号ラインがこのボディで50cmと長いのは、

明らかに下手なレイアウト。

そこでVOLの延長をすることにして、こんな感じにした。

 

 

コンデンサにはアセテートテープを貼りつけておく。

自分の環境の中でアセテ-トテ-プや銅箔テープをVOLに貼るのは弊害の方が大きかった。

 

こんな延長KITが26元

 

今から注文しても明日以降になるので代替品を探してみた、

ボールペンの外側 (^_^;)

良い感じに入る。

 

 

ボールペンの後ろ部分のネジ山がジャストフィットし

ガタが極少出来る。まさにこのために存在していたかのよう。

 

 

その辺に落ちていた金属棒を接着剤で中に固定。

VOLノブ取り付け用の軸にする。

 

 

こんな感じで。

 

 

VOLのこすれもなく、剛性も問題なし。

延長していることが解らない、我ながら上手くいったと自画自賛。

 

デメリットは分解の時にチョット面倒になるかも。

しばらく変更予定は無いのでこれでOK。

 

 

オモチャみたいなシステムだが個別の能力はかなりのレベル。

8.5cmのウッドコーンスピーカーはもう役不足だけど

微妙な違いをしっかり出してくれるので、しばらくはこの状態で。

次はDACの電源を少しいじってみる。

 

 

超ローコストではあるが、すごく緻密な音を聴かせてくれる。

メリハリ・ダイナミック・高音・低音がどうのこうのなんて

「そういうのとはレベルが違うんだよ」と言わんばかり。

 

特に優れているのが、背景がかなり静かな事。

S/N だとは思うが、高S/Nだけでこの静寂感は出ない。

 

トランスと電源、取り付け方法、使う線材、振動対策などが効いていると考えている。

ちなみにRCAプラグとかACインレットなどは、安物であるが、

素材と振動対策だけは行っている。

 

しばらく、欠点探しをしてみよう。