かなり良い感じになってきたNaim NAC42.5コピーモデル。
Mark Levinson JC-2 コピーモデルと比較してみると
カップリングは ECPU 1.0uf に変更。
電解コンデンサーにはアセテートテープを貼り付けている。
両方とも比較してみると、どちらも同じ傾向の音になって来ている ????
オリジナルは、共通点などは無く、全くの別物だったのだが。
トランス、整流ダイオードなど電源は違うし、AMP回路方式も違う。
共通点と言えば、下記の2項目のみ
整流コンデンサ : ルビコン 型番・容量・耐圧は違う
デカップリング : KO-CAP 容量・耐圧は違う
なぜかは解らないが不思議な現象、出てくる音に微妙な差があるのだが
背景の静かさはNaim NAC42.5が上。
聴いていて楽しい感じはMark Levinson JC-2がやや上であるが
集中しないと聞き逃す様な差。
どちらも極上の音を聞かせてくれる。
しかし、このまままでは見た目が悪いし、余計な電源も付いているので
整理することにした。
Naim NAC42.5は、出力に付いていたリレーは撤去。
デカップリングをKEMET220uf 40vの導電性***に交換しておく。
このデカップリングは無くても良いかもと思ったのだが、どうしても捨てきれず。
このVOLは中国のガレージメーカーが台湾YAGEOのチップ抵抗を使ったSTEP式のVOL。
32元と高くはないが圧倒的なコストパフォーマンス。
今はほとんどこれにしている。
左の2つがガレージメーカー性、右がALPS16型、
本当は分圧式の方が理論上優れているが、
巨大になることと、価格も250元と一気に跳ね上がる。
一度使ってみたが、SWの感触が「雑」で高級感は「ゼロ」
音質差は若干感じられるが、8倍の差は見いだせなかった。
トランスの隣にプリアンプ基板は、配置したくは無いし
信号ラインがこのボディで50cmと長いのは、
明らかに下手なレイアウト。
そこでVOLの延長をすることにして、こんな感じにした。
コンデンサにはアセテートテープを貼りつけておく。
自分の環境の中でアセテ-トテ-プや銅箔テープをVOLに貼るのは弊害の方が大きかった。
こんな延長KITが26元
今から注文しても明日以降になるので代替品を探してみた、
ボールペンの外側 (^_^;)
良い感じに入る。
ボールペンの後ろ部分のネジ山がジャストフィットし
ガタが極少出来る。まさにこのために存在していたかのよう。
その辺に落ちていた金属棒を接着剤で中に固定。
VOLノブ取り付け用の軸にする。
こんな感じで。
VOLのこすれもなく、剛性も問題なし。
延長していることが解らない、我ながら上手くいったと自画自賛。
デメリットは分解の時にチョット面倒になるかも。
しばらく変更予定は無いのでこれでOK。
オモチャみたいなシステムだが個別の能力はかなりのレベル。
8.5cmのウッドコーンスピーカーはもう役不足だけど
微妙な違いをしっかり出してくれるので、しばらくはこの状態で。
次はDACの電源を少しいじってみる。
超ローコストではあるが、すごく緻密な音を聴かせてくれる。
メリハリ・ダイナミック・高音・低音がどうのこうのなんて
「そういうのとはレベルが違うんだよ」と言わんばかり。
特に優れているのが、背景がかなり静かな事。
S/N だとは思うが、高S/Nだけでこの静寂感は出ない。
トランスと電源、取り付け方法、使う線材、振動対策などが効いていると考えている。
ちなみにRCAプラグとかACインレットなどは、安物であるが、
素材と振動対策だけは行っている。
しばらく、欠点探しをしてみよう。